Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

閉川原児童公園(けいおん!)

相変わらず眠い。午前中は自宅でのんびり過ごす。午後は子どもたちを連れて一乗寺の閉川原児童公園へ。去年一度だけ連れて行ったことがあるが*1、その時に良い印象を持ったようで、それを思い出した子どもたちからの行きたいというリクエストがあった。その時はまったく知らなかったが、何の変哲もないこの公園、実はアニメ「けいおん!」に登場する、知る人ぞ知る聖地のようなのだ。

http://btsoken.hatenablog.com/entry/20111212/1323643348

http://flcl.blog.jp/archives/36420520.html

15時半に帰宅し、夕食までの時間を「仮面ライダーアマゾン」のDVDを一緒に観て過ごす。子どもたちはかなり気に入っているようだ。

子どもたちの就寝後、『マルサス学会年報』書評の初校ゲラ校正、HETSA(オーストラリア経済学史学会)のAlex会長から届いたメールへの返信書き、1回生のワークショップの課題(自己紹介動画の作成)の提出チェックなど、こまごまとした仕事をこなす。

大型連休もあと1日。まだまだ休みたいのだが・・・。

【1456】

いくらでも眠れる

午前中は妻が子どもたちを連れて鴨川河川敷まで散歩に行ったので(息子は荒神橋の亀石を調子に乗って何度も往復した末に踏み外し鴨川に落ちてずぶぬれになったとのこと。大事に至らなくて良かったが)、自由時間となった。結局、またまた惰眠をむさぼってしまい、昼食は(1月24日以来となる)「らんたん」へ。東大路通り沿いの見知った店が何軒か閉店しており、長期化するコロナ禍の影響がますますあらわになってきている。「らんたん」の大将はご病気で体調を崩され半ば引退状態だが、そのラーメンの味は娘さんがしっかりと守ってくれている。変わらぬおいしさがうれしい。

午後は妻からバトンタッチして僕が子どもたちを連れて(4月25日に続いて)飛鳥井公園へ。今度は息子のお友だちFくん(&お父さん)も一緒だ。2時間ほど楽しく過ごす。息子が突然シャツを脱いで上半身裸になり、「あ~ま~ぞ~ん」と変身ポーズを始めるなど、変なところで父親の最近の趣味からの影響が出てしまい、恥ずかしいかぎり。

子どもたちの就寝後、科研費の実績報告書の作成を3時間ほど。休日にこんなことはしたくないのだが、平日は大学の仕事だけで手いっぱいなので、今やるしかない感じだ。そして東北部会報告原稿の改訂作業のほうも1時間ほど。1日寝かしただけで新たに改訂すべき箇所が次々と発覚する不思議。いつ対面授業に戻るのかがわからないワークショップ(1回生向け入門演習)を連休明け最初の遠隔方式の授業(5月10日)でどんなふうにやるのか、いまだに悩み中である。

それにしても、いくらでも眠れる。大型連休明けのことを考えると、さすがにちょっとやばい気もしてきた。うまく通常勤務に戻れるのだろうか。

【4505】

楽しい作業時間

大型連休2日目。仕事から完全に解放されるのはやはり不可能で、教員組合・学会(経済学史学会、マルサス学会)関係のメールへの対応、留年しているゼミ生(9月卒業希望)の卒論草稿へのコメント返し、1回生のワークショップの課題(自己紹介動画の作成)の提出チェックなど、こまごまとした仕事がどうしても散発的に入ってしまう。とは言え、良質な睡眠をたっぷりとれるのは、休日の醍醐味である。結局、外出はせず、自宅で比較的のんびり過ごす。子どもたちの就寝後、東北部会報告原稿(約30,000字)の手直しを3時間ほど。大枠(基本的な筋書き)ができあがっているので、もはや「間に合わないかもしれない」というプレッシャーもなく、むしろ自分の思考内容をより明確に表現するための楽しい作業時間であった。

【0】

LOUDNESSのライブは参戦を諦めて払い戻すことに

この1週間は仕事が本当にきつかった。昨日の夜は疲労の極致。今日は正午前まで爆睡させてもらう。今日からの5連休で体調を元に戻したいところ。

昼食後、柏餅を買いに娘と一緒に出町ふたば(和菓子屋)へ。これが今日唯一の外出。徐々に天気が崩れてきたので、自宅で娘とはさみ将棋で遊ぶ。子どもたちの就寝後、たまっていたメールの処理を一気に。

もともと2020年5月9日に予定されていたLOUDNESSのライブ(@Zepp Osaka Bayside)は、コロナ禍のために1年後の2021年5月8日に延期され、購入したチケットがそのまま有効だったので楽しみにしていたのだが、またしてもコロナ禍の直撃により再度の延期となった。再延期された日程は7月22日だが、その日は補講日として設定されていることに加えて、振り回され過ぎてすっかり気持ちが萎えてしまい、再延期されたライブへの参戦は諦めて払い戻すことにした。セブン-イレブンで発券したために、払い戻し手続きがものすごく面倒なことになっている。嗚呼・・・

https://www.pia.co.jp/ssl/cgi-bin/real/V2_view.cgi?no=1619594657

これを読み始めた。やはり黒田龍之助さんの本はどれをとっても自分にものすごく合っている気がする。謎解き風の文法書になっており、楽しく読み進められそうだ。(とは言え、ロシア語は本当に難しい言語だね。)

初級ロシア語文法

初級ロシア語文法

  • 作者:黒田 龍之助
  • 発売日: 2012/01/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

【3866】

しばらく⇒9年

大学へ。大学院3コマ(オンライン)。授業の合間を縫って、GoLD(経済学部国際化)プログラム委員会関係の電話やメールの処理。授業終了後に院生Fくんから研究に関する相談。今日も実に忙しい1日。

5月29日(土)に開催予定の経済学史学会東北部会のプログラムが本日発表された。

日時 2021年5月29日(土)14:00-18:30
会場 オンライン(Zoom)


プログラム


第1報告[14:00-15:00] 「マルサスとロック」 中澤信彦(関西大学)


第2報告[15:10-16:10] 「Jonathan Conlin, Great Economic Thinkers を読む」 斉藤 尚(北海道大学)


ラウンド・テーブル[16:20-18:10]
「東日本大震災と経済学史研究(2)-震災から10年、経済学史研究者は何を考え、何を行ってきたか-」 司会:古谷 豊(東北大学)


(1) 関西からの学生ボランティア活動/小峯 敦(龍谷大学)
(2) 震災10年と「人間の復興」/下平裕之(山形大学)
(3) 福島第一原発事故と地域エネルギー事業/福田進治(弘前大学)


総会[18:10-18:30]


懇親会[19:00-]

僕が学会で研究報告を行うのは、一昨年の11月16日(アダム・スミスの会例会)以来、1年半ぶり(新型コロナ感染拡大後は初めて)になる。かなり久しぶりである。「マルサス(の経済学)とロック(の哲学)」というテーマは、もともと9年前(2012年)に着手したものである。実はその時に約8,000字のラフな原稿を一気に書いたのだが、イマイチまとまりがなく「公表できる水準に達していない」と判断して、しばらく寝かせることにした。その「しばらく」は9年にも及んでしまったが、今年3月くらいに改訂のためのアイデアがようやくひらめき、寝かせられていた原稿が復活。その後鋭意改訂作業に努め、このたび学会で報告して同業者の反応をうかがうことにした。ここでさらなる改訂作業のためのヒントを入手し、7月のマルサス学会大会シンポでの報告に活かすつもりである。

4月の隙間の時間の大半をこの研究報告のための原稿を仕上げることに費やしてきたために、ロシア語の勉強がすっかり疎かになってしまったが、可処分時間は有限なので、これは仕方のないところ。ロシア語の勉強を諦めた代償として、今、目の前に、約30,000字の論文原稿があるわけで。「自信作か?」と問われると、即座に首肯できないが、僕でないとなかなか書けそうにない変わった論文であることは確かだ。四半世紀ほどマルサスの経済学を研究しているが、見たことのないタイプの論文である。

明日から5連休。しっかり休む!(本当に疲労困憊しているので・・・)

【5795】

とにかく忙しい(世間は休日なのに・・・)

今日は国民の祝日だが学年暦上の授業日である。かなり強い雨だが大学へ。ここ数日、似たような内容(筆致)の日記が続いて恐縮だが、とにかく忙しい。忙しすぎる。仕事量が多すぎて全然こなしきれない。

2限、大学院(英書講読)。会話が達者な学生でも、文法がいかにあやふやかを、ここ何回かの授業で思い知らされる。直接法と仮定法の区別を正確にできないと、意味が正反対になってしまうので、その区別の重要性を力説している。

3限、20期(3回生)ゼミ。今日から阪原淳『直線は最短か?~当たり前を疑い創造的に答えを見つける実践弁証法入門』をテキストとして、弁証法に関するプレゼンを開始する。

4限、事務スタッフとGoLD(経済学部国際化)プログラム委員会関係の打ち合わせ。コロナ禍のためにプログラムがぐちゃぐちゃになっている。委員長はつらいよ。その後、執行部とのメールのやりとりも加わる。

5限、経済学説史。今日の授業分の音声教材はすでに作成・配信済みだが、次回(5月6日)の授業分の音声教材を今日のうちに作成し終えないと、大型連休中に大学に出て来なくてはならなくなるので、何とかがんばって完成させる。終了後も、先のGoLD関係のメール対応の続き。もうふらふらである。

疲れ果てて研究棟を出たら、雨が上がったばかりで、夕暮れの空が目を奪われんばかりに美しかった。これは本当にいいものを見せてもらった。

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ここ数週間、帰り道に天六で途中下車して整体を施術してもらうのが週に1回のお楽しみになっている。「しんどいけど明日もう1日がんばろう」と自分に気合を入れるために木曜日に立ち寄ることが多い。利用するのは毎回同じお店だが、予約なしの飛び込みなので、整体師さんは特に指名せずお任せにしている。今日も行ってきて、かなりすっきりした。これまでかなり多くの整体師さんに体をいじってもらったが、お気に入りの整体師さんが固定しつつあるので、次回から予約指名を入れてもいいかもしれない。

帰宅後、ロシアゴスキー(Eテレのロシア語講座)を視聴。今はモスクワ編が放送されているが、レポーターのターニャさんがnakcazawaゼミ8期生ののんちゃん(KWMTさん)にとても似ている方で、親しみを感じずにはいられない。

https://www.nhk.jp/p/russian-tv/ts/397P7KQQGR/

ロシア語は本当に難しい言語である。勉強時間をもっと増やしたいのだが、4月に入ってからはそれがなかなか叶わない。

【6626】

やはり「仮面ライダーアマゾン」こそがシリーズ最高傑作

三役で議論しなければならない案件が昨晩急遽生じたため、10時半に教員組合室へ。そのまま12時半開始の委員会に参加。委員会終了後も15時まで雑事をこなす。研究室へ戻り、組合総会議案書文面案の検討に関するメールを書き、研究・教育パートの委員へ送信。続いて、マルサス学会大会シンポ関係のメールを書き、関係者へ送信。入ゼミに関する2回生からの問い合わせメール(3人目)に返信。18時から大学院の授業。今日もあっという間に1日が終わる。なんてこった。もう少し気持ちに余裕を持って仕事をしたい。全然余裕がない。忙しすぎる。明日は暦の上では祝日だが、学年暦では授業日。げ~。もっと休みが欲しい。

ここのところ、精神的に貧しい日々が続いている中、唯一の心のオアシスになっているのが、(4月18日に届けられた)「仮面ライダーアマゾン」のDVDを就寝前に視聴することである。解説を読んで知ったのだが、本放送(1974年10月~1975年3月)以来、一度も再放送されていなかったようだ。大好きだった記憶があるにもかかわらず、年齢的にもっと幼かった頃に見ていたはずの仮面ライダーやV3と比べると、細部の記憶があやふやだったのはそのせいか。(仮面ライダーやV3は再放送を見て記憶が強められたようだ。)今日で、つまりわずか11日間で、全24話を視聴し終えた。ものすごく良かった。「アマゾン」こそがシリーズ最高傑作であることを再確認できたし、46年もの前の記憶の細部を埋めていく作業は思っていたより何倍も楽しかった。

【7286】

初稿完成

午前中は(経済学史学会東北部会&マルサス学会大会シンポ用の)論文の執筆。昼食をはさんで、執筆を続ける。14時過ぎから経済学説史の音声教材(4月29日授業分)の収録。終了後、さらに論文の執筆を続けて、17時半前にようやく初稿を完成させる。本文・注・参考文献一覧すべて込みで、約30,000字。当初予定していたよりも大部な論文になった。タイトル(仮)は東北部会ではシンプルに「マルサスとロック」、マルサス学会大会シンポでは「マルサス経済学の知性史的文脈―ロックの認識論から『人口論』へ、そして『経済学原理』へ」とした。これから東北部会までの約1か月、スリム化に努めることになるが、とりあえず学会報告として恥ずかしくない最低限の水準には到達してくれたように思う。報告に穴を空けることもおそらくなさそうで、まずは一安心。

コロナ禍を受けて、マルサス学会大会のマルサス『経済学原理』出版200年記念シンポジウムは、対面(山形大学)でなくオンラインでの開催が決定した(余儀なくされた)。もともと昨年度の大会で開催を予定されていたシンポ(マルサス『原理』の出版は1820年)で、大会が不開催となったことに伴ってシンポも1年延期されたが、1年経ってもコロナ禍が収束しないため、オンラインで開催されることになった。シンポの企画者としてはまことに残念であるが、登壇(報告)者の1人でもあるので、少しでも良い報告に仕上げて、オンラインでのシンポを盛り上げたいと思う。

18時から19時過ぎまで方法論フォーラムのメンバーと経済学方法論教科書作成のためのZoomミーティング。今日もあっという間に1日が終わってしまった。本当に忙しい。やらねばならないことだらけ。おそらく明日も教員組合の委員会と大学院の授業だけで1日が終わってしまいそうな感じ。

新ゼミ生(21期生)の募集は、緊急事態宣言を受けてゼミ説明会(4/28)・見学会(5/6-19)がともに残念ながら中止となってしまったが、それでもすでに2名の2回生からメールで問い合わせがあった。喜ばしいことである。さっそく動画を配信した。昨年20期生を募集した際も、今年のように説明会・見学会が中止となったものの、結果的にとても良いゼミ生に恵まれた。周囲の動向が見えにくい状況だからこそ、自分から率先して動くことが普段以上に大きな意味を持つのだろうな。*1

【5966】

*1:過去20回のゼミ募集で、1次募集で定員を満たしたのは1回だけ(1期生)で、他方、3次募集まで進んだのも2回だけ(2・4期生)で、残り17回は2次募集で定員を満たしている(or 募集終了)という、何とも不思議な安定感を誇っている。

やらねばならないことだらけ

息子を幼稚園バスに乗せてから大学へ。10時前に到着(接続完璧)。10時40分(2限)から教員組合の三役(委員長・副委員長・書記長)会議(Zoom)。先週は火曜の13時(3限)開始だったが、授業とのバッティングが判明し、再調整した結果、この曜限になった。4月20日の日記にも書いたとおり、温和なムードながら言うべきことははっきり言ってくれる方々ばかりなので、変に気を遣う必要もなく、たいへんありがたい。

3限、ワークショップのための動画教材の作成。4限、19期(4回生)ゼミ(Zoom)。卒論の書き方講座。テーマは「適切な批判を考える」。

5限のワークショップはオンデマンド動画を配信済みなので、Zoomによるリアルタイムの授業は(今日の時点ではまだ)行わない。5限以降の時間を動画教材の作成と論文の執筆のどちらに充てるかに迷ったが、結局論文を優先することにした。5月29日の報告(経済学史学会東北部会)まで残り1か月となっているので、1日もはやく報告可能なレベルに原稿を仕上げて心理的な安定を得たい。3時間ほどがんばって、初稿と言うには完成度がまだ低いがかなりそれに近いものを書き上げることができた。他人に見せられないほど文章が荒れまくっているが、書きたい内容はほぼ文字に起こせた。本文・注・参考文献一覧すべて込みで約30,000字。できれば25,000~26,000字くらいまでスリム化したいところだ。

とにかく、やらねばならないことだらけで、本当に忙しい。あっという間に1日が終わる。日中の労働密度が高いためか、帰りの電車でロシア語の音声教材を聴こうとしても、すぐに眠気がやってきて、うつらうつらしてしまう。

【4817】

銭湯には最高の季節

好天。午前中は自宅でのんびり過ごす。とにかく眠い。なかなか疲れがとれない。昼食後、子どもたちを近所の飛鳥井公園へ連れて行って遊ばせる。

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はじめのうちはまだ良かったのだが、次第に子どもの数が増えていき、未就学児・小学生がたくさん遊んでいる横で中学生男子たちが本気のキャッチボールを始めてしまった(しかも下手で捕球ミスが多いためにけっこう危ない)。さすがにしびれを切らして、小さい子たちからもう少し離れた場所でやってもらうよう、お願い調で軽く注意する。去年の今頃もそうだったけど、緊急事態宣言発令中は行き場所をなくした子どもたちで公園が普段よりもどうしても混雑してしまう。そんな場所でしか体を動かせない中学生たちも被害者なんだよな。

帰宅後、夕食前に子どもたちと銀座湯へ。帰り道、風呂上がりでぽかぽかの体には、夕方の日差しと風がたいへん気持ち良い。真夏だと帰り道に汗びっしょりになってしまって、気持ち良さが持続しないし、冬だと湯冷めの心配がある。その点、今頃が銭湯に行くには最高の季節だな。

子どもたちの就寝後、組合議案書の文案の作成と論文の執筆を3時間ほど。

【3547】