Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ひとまず脱稿

すでに期末試験機関に入っており、試験監督が1コマ。実は今学期のノルマはこの1コマだけ。コロナの影響でオンライン試験や平常評価を行う科目が増えたため、試験期間に教室で試験を行う科目が減ったことが原因。コロナ禍がもたらした数少ないメリットの1つと言えるかも。

それ以外の時間は経済学史教科書原稿の推敲に充てる。ひとまず脱稿。31日が締切だが、3日早く見切りをつけて、完成稿(初稿)として共編者・共著者にファイルを送信する。途中いろいろあって、時間不足に苦しめられ続けたが、最終的には自分でもかなり納得のいく原稿に仕上げられたように思う。

【10029】

南森茂太『「民」を重んじた思想家 神田孝平』

午前、リレー式講義(GoLDプログラム入門)のレポートの採点。午後、共編者のKBさんから経済学史教科書担当章初稿に対するコメントをいただいたので、そのリプライを意識しつつ原稿の加筆修正を勧める。自分の原稿の文意がクリアになってたいへんうれしい。とても充実した時間を過ごせたように思う。

猛暑日。大阪は37.6度まで気温が上昇した。研究室のエアコンの効きもイマイチ良くなかった。『ロシヤ語四週間』の復習(2巡目)は203ページまで(全366ページ)。

長らく親しくおつきあいさせてもらっている後輩研究者の初の単著がついに公刊! 我がことのようにうれしい! 著者は経済学史学会研究奨励賞の受賞者(2017年)で、その実力は折り紙付き。彼と一緒に社会思想史学会のセッションをやったのは2008年だから、もう14年も前のことになるのか。何とも感慨深い。合評会が楽しみ。僕も彼に負けないように、そろそろ2冊目の単著について考え始めないと。

【6780】

職務復帰

先週火曜日以来、6日ぶりに職務復帰。これだけ長く研究室を留守にしていると、学期末ということも手伝って、細々とした仕事がたまりまくっている。結局、それらを片付けるだけで、ほぼ1日が終わる。そんな中、短い時間でも図書館の地下書庫へ行って、文献資料を物色できたのは収穫であった。

『ロシヤ語四週間』の復習(2巡目)は200ページまで(全366ページ)。

【10728】

陰性

自宅での抗原検査も陰性の結果が出たということで、これで明日から気兼ねなく職務復帰できそうだ。

隔離期間中、(子どもたちが四六時中至近距離にいるなどの)環境の制約ゆえ、仕事らしい仕事はほとんど進められなかった(来週に持ち越した)が、経済学史教科書原稿の推敲だけは何とかやれたし、5日間で(やや軽めの内容のものばかりだが)書籍を7冊読了できたのは、決して悪くない収穫だった。

【0】

保健所から連絡

ようやく保健所から連絡が届く。濃厚接触者である僕、妻、娘の隔離はすでに終了。罹患者である息子の隔離は来週火曜まで。日没後、鴨川河川敷を散歩する。

明後日から職務復帰することになるが、春学期の授業期間はすでに終わり、期末試験期間に入る。今学期は始まりから終わりまでトラブルまみれ。もうクタクタヘトヘトである。


【3157】

久々にじっくりとロシア語を

今日は本来授業4コマだが、2・3・4限は昨日のうちに対応ずみで、5限のみZoomによるリアルタイム配信で対応する。突然の隔離生活を強いられ、昨日は半ばパニック状態だったが、そのぶん今日は比較的心穏やかに過ごせた。経済学史教科書原稿は、さらなるシェイプアップに励み、「本文+参考文献」で16,416/18,000字まで絞り込んだ(図表の字数は含まず)。研究用書籍の大半が研究室にあるため、自宅では研究を進めることが基本的にできない(脱稿した原稿の推敲ができる程度)。そこで久々にじっくりとロシア語と向き合う。『ロシヤ語四週間』の復習(2巡目)を196ページまで進める(全366ページ)。息子の熱が下がってくれたのはうれしいが、子どもたちの退屈が早くも極致に達しようとしている。明日の大学院の授業は休講(一週間後に補講の予定)。すでに欠席を連絡していた明後日の研究会(大学院師匠ST先生との3年ぶりの対面研究会)も、第七波の襲来を受けて中止・順延となった。

隔離生活が始まる

今日から隔離生活。早急に行わなければならなかったのが、今日開催される重要な案件の対面会議への対応。詳細は書けないが、案件の性質上、会議の延期ができず、遠隔への切り替えもできず、僕が出席できなくなったことで非常に多くの関係者に迷惑をかけた。また、明日の担当授業への対応も急がねばならなかった。出校できないためオンライン対応となることを受講生に連絡し、大急ぎで教材を作成して、LMSにアップする。経済学説史の音声教材は息子の昼寝中に大急ぎで録音。まったく気が休まらない。5限の人権特講だけZoomによる生配信で対応することにした。オンライン対応となると、当然のことながら、メール対応が一気に増え、いつまでたってもパソコンの前から離れられない。以上でほぼまる一日がつぶれて、ヘトヘトになってしまった。

息子の体調は悪くない。ただ、まだ5歳なので当然かもしれないが、物事の道理があまりよくわかっておらず、父親が家にいると自動的に休みだと思って、やたらと邪魔をしにくる。本当に家にいては仕事が進まない。

昨日初稿を脱稿した経済学史教科書原稿は、16,871字から16,686字へ、少しだけシェイプアップした。18,000字という上限は図表・参考文献込みの字数なので、それらを含まない本文だけで17,000字近くもあると、全体だと制限字数を超過してしまうはず。シェイプアップにもっと励まなければ。

DOWN AND UP AND DOWN

DOWN⤵: 早朝から猛烈な勢いの雨。普段は始発駅の出町柳駅から乗っているが、今日は普通列車しか停車しない&自宅からの距離が出町柳駅よりも少しだけ近い神宮丸太町駅へ。三条で特急に乗り換える必要があるが、さすがに今日みたいな日は雨に濡れる時間を少しでも短くしたかったのだ。しかし焼け石に水であった。駅までの距離の半分も行かないうちに、下半身はほぼびしょ濡れに。電車の中でズボンがようやく乾きかけたら、今度は関大前駅から研究室へ行くまでに、またしても下半身びしょぬれ。靴の中も湿っぽい。研究室に到着したとたん、テンション下がりまくり。*1

UP⤴: 授業も会議もない火曜日なので、研究室で経済学史教科書原稿の執筆に励む。18時くらいまでに脱稿できれば、天六のビアベリーで一人祝杯をあげられたのだが、さすがにそれはかなわなかった。20時過ぎにようやく初稿脱稿にこぎつける。おめでとう、オレ。よくがんばった、オレ。肺の不調による2か月半のブランクが響いて、かつてなく厳しい執筆状況だったもの。よく間に合わせた。

DOWN⤵: 帰りの電車内で妻から何と息子コロナ陽性との連絡が届く。今日の夕方、念のため医者に診てもらったのだ。がっくり。_| ̄|○*2 明日からまた隔離生活か。妻からの連絡が届いた時にはすでに電車に乗っていたため、明日以降の対応がまったくできないままだった。せめて仕事道具を持って帰りたかった。今週は今学期の授業の最終週(翌週が試験期間なので補講を行う日程的余裕がない)で、しかも明日はきわめて重要な案件の対面会議もある。金曜日にはゼミ卒業生数名と会う約束をしており、土曜日には大学院師匠ST先生との3年ぶりの対面研究会(僕は発表者の1人)も予定されている。帰宅後、関係者への欠席連絡&お詫びメール書きに追われる。

『ロシヤ語四週間』の復習(2巡目)は192ページまで(全366ページ)。

【5906】

*1:とはいえ、今年は梅雨が短かったから、これくらい大量の水分が天上に残っているのは、ぜんぜん不思議ではない。むしろ、3年ぶりに開催された祇園祭と豪雨が重ならなかったことを、感謝しなければ。

*2:一昨日自宅の簡易の検査キットでは陰性の結果だったのに。