Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ゼミ大会のプレゼン練習を開始する

2限、経済学説史。3限、21期(3回生)ゼミ。4限、20期(4回生)ゼミ(5限まで延長)。

21期ゼミは、前回でプレゼンのストーリーをおおよそ確定し、この1週間でラフなパワーポイントスライドを準備し、今日からプレゼン練習を開始する。学内大会(12月7日)へ出場する2チームのプレゼンは予想以上に仕上がっており、少々驚いたが、ヴェリタス杯(12月17日)へ出場する1チームはプレゼン内容がまだ固まっておらず、まだしばらく試行錯誤が続きそうである。2回生の見学者2名。

20期ゼミでは4名共著の卒論1本がとりあえず完成。1名だけ周回遅れの学生がいるのが気がかりだが、それ以外はおおむね順調に執筆できている。

天六のマッサージ経由で帰宅。休肝日とする。

22期生選考面接(一次募集)

今日は新ゼミ生(22期生)の選考面接(一次募集)。11時半から15時半前まで、15名*1に対して(3年ぶりの対面での)面接を行う。21期生に面接官を務めてもらい、最終的に7名(男子4名、女子3名)の合格を決定する。21期生は2回生に対して口調こそ柔らかながら、評価のほうはけっこうシビアで、ここ数年では最も狭き門の(=競争率の高い)一次募集となった。*2今年度の定員は16名なので、二次募集の定員は16-7=9名ということになる。今のところ三次募集まで進んだのは4期生が最後だが、21期生は「三次募集まで進んでもnakcazawaゼミにぴったりマッチした後輩を採りたい(=二次募集で妥協はしたくない)」と考えているようなので、最終的には彼らの方針に従おうと思っている。

【8535】

*1:応募者は18名だったが、うち3名は面接スケジュール調整メールの返信遅延により失格。

*2:僕自身は21期生に「合格者は少なくとも9名くらい欲しいなぁ」と希望を伝えていた。

来日中のTony Endresさんと宇治へ

HETSA(オーストラリア経済学史学会)の中心メンバーであるTony Endresさん(オークランド大、ニュージーランド)*1が11月9日から来日中で、今日が来日期間中(16日まで)で唯一の京都滞在日である。京都滞在の主たる目的は、わが国の経済学史研究の重鎮YG先生(大津市在住)と会って、彼の研究テーマであるCarl Mengerに関する資料を譲り受けることにあるが、「Nobuも時間が許すようなら会わないか。日豪合同会議の話も直接したいので」と僕に連絡をくれた。たまたま授業も会議もない日であり、この9月のHETSAに体調の都合で参加できなかったので、喜んでお誘いに応じた。僕と同じ(日本の)経済学史学会常任幹事でTonyさんとも親しいITさんも時間の都合が付き、東京から来てくださることになり、結局4人での会合となった。

京都駅に集合し、午前中はMenger研究に関する学術的なミーティング。僕とITさんは専ら聞き役。YG先生は正午過ぎに帰宅され、残った3人で宇治へ。*2当然、平等院へ案内することになるが、すでに紅葉が始まっており、しかもTonyさんが日本庭園や盆栽をお好きなこともあって、たいへん喜んでいただけた。

平等院の参道はお茶づくし。参道にお茶のにおいが漂っているのには風情も感じられたが。「以前はこんなにお茶まみれだったっけ?」と思わず首をひねるようなメニューも時折視界に入ってくる。

日豪合同会議についての意見交換を含めつつ、久々に旧交を温めることができた。英語でのオーラル・コミュニケーションは2019年9月のHETSA@シドニー以来のことで、最初の1時間ほどは少しモタモタしたが、ほどなく以前の勘を取り戻せた。(と言っても会話は相変わらず超下手である。下手なのを気にせずに会話し続ける図太さが戻ってきたにすぎない。)16時前に京都駅へ戻り、16時30分発ののぞみで東京へ戻られるTonyさんを新幹線の改札まで案内し、お別れする。

自分がオーストラリアやニュージーランドの地を次に踏めるのがいつになるのかが皆目わからない(もしかしたら今後無理かもしれない)状況なので、HETSAでともに研鑽に励んだ研究者仲間と日本で、京都で、会えるのは本当にうれしい。「英語での研究活動を続けて来て良かった、これからも何とかがんばって続けよう」と改めて実感させられる1日であった。

「これからはロシアの経済思想、特にレーニンについて書くつもりだ、実は今ロシア語を勉強中なんだ」とTonyさんに言ってしまった手前、遠からず英語でのペーパーを仕上げなければならないな。

【10143】

*1:https://profiles.auckland.ac.nz/a-endres

*2:Tonyさんは来日経験豊富で、京都の名所もすでにかなり回っておられるが、宇治は未経験であることがわかったので。

面接準備

あいにくの雨天の休日。明後日の22期生選考面接(一次募集)の準備のために、ほぼ終日机の前に座って、「面接スケジュール表の作成→応募用紙から個人情報を削除して面接順に配列→21期生に送信」という作業をしていた。昨日の24時を締切として一次募集応募者18名からの(面接スケジュール調整のための)返信メールを待ったが、4名から返信がなかったため、いったん失格(不合格)とする。その後、うち1名について(ゼミ長TKMT君と話し合って)「遅延理由に関して斟酌の余地がある」との結論にいたり、面接の受験を認めることにした。そのため、明後日の面接の受験者は15名ということになる。

最近はFence od Defenseばかり聴いている。今年がデビュー35周年の超ベテランのスリー・ピース・プログレッシブ・ロック・バンドで、日本のRUSHと呼ぶべき存在。デビュー・アルバム(1987年)から5枚目の『TIME』(1990年)までリアルタイムで熱心に聴いていたが、それ以降なぜか急に熱が冷めて聴かなくなった。30年間ものブランクを経て(たまたまYouTubeを通じて)再び出会ったFence of Defenseはただひたすらかっこよく(とにかく「引き出し」の多いバンドである)、30年間ものブランクを悔いるばかりだ。特に『挑戦進化』は今年最高の愛聴盤になりつつある。RUSHが活動を停止した以上、これからこのブログで音楽の話題について書く際、FODについて書く機会がどんどん増えていくに違いない。

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FENCE OF DEFENSE II

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デジタグラム‐FOD VI

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挑戦進化 -HYPER PROGRESS-

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【1791】

銀座湯

休日だが、来週火曜日に22期生を選考する面接が控えているので、一次募集応募者からの(面接スケジュール調整のための)返信メールを待ちながら、応募書類にゆっくり目を通す。

夕刻、娘と息子を連れて久々に近所の銭湯「銀座湯」へ。ラッキーなことにものすごく空いていて、自分たちのペースでのんびり湯船に浸かることができた。

月曜日はニュージーランドからはるばるやって来てくれた大切なゲスト*1を京都でもてなす予定なので、入ゼミ面接の準備は明日のうちに完了させておかないと。

【1254】

ゼミ22期生・一次募集応募者は18名

大学院3コマ。KBKくん(M2)の修論指導。輪読文献は、レーニン『帝国主義論』を終え、今日から同じレーニンの『国家と革命』に。予習が楽しい。『帝国主義論』を読み終えたばかりなので、以前は気付かなかった共通点などにも気付くことができ、たいへん新鮮である。官僚制論として批判的に読むのも面白い。

今日はゼミ22期生の一次募集の締切日。18名の応募者があった。例年通り、特に人気でも不人気でもない安定の数字である。18名のうち13名は「見学あり」で、うち9名は昨日も見学に来てくれていた。授業終了後、1時間半ほど残業して、応募者に面接のスケジュール調整のためのメールを書いて送る。

過去の応募状況はこんな感じ。

  • 22期生(2021年入学):一次?/18
  • 21期生(2020年入学):一次8/13、二次7/13→合計15/26(男子9、女子6)
  • 20期生(2019年入学):一次9/14、二次9/10→合計18/24(男子10、女子8)
  • 19期生(2018年入学):一次4/5、二次12/16→合計16/21(男子14、女子2)
  • 18期生(2017年入学):一次10/18、二次7/10→合計17/28(男子8、女子9)
  • 17期生(2016年入学):一次10/15、二次7/12→合計17/27(男子13、女子4)
  • 16期生(2015年入学):一次8/14、二次9/14→合計17/28(男子10、女子7)
  • 15期生(2014年入学):一次11/14、二次6/10→合計17/24(男子8、女子9)
  • 14期生(2013年入学):一次11/22、二次5/9→合計16/31(男子11、女子5)
  • 13期生(2012年入学):一次9/17、二次7/12→合計16/29(男子9、女子7)
  • 12期生(2011年入学):一次8/10、二次7/14→合計15/24(男子9、女子6)
  • 11期生(2010年入学):一次10/11、二次4/7→合計14/18(男子9、女子5)
  • 10期生(2009年入学):一次8/12、二次2/3→合計10/15(男子4、女子6)
  • 9期生(2008年入学):一次7/10、二次3/4→合計10/14(男子6、女子4)
  • 8期生(2007年入学):一次6/12、二次6/6→合計12/18(男子7、女子5名)
  • 7期生(2006年入学):一次11/23、二次6/12→合計17/35(男子7、女子10)
  • 6期生(2005年入学):一次14/18、二次4/7→合計18/25(男子9、女子9)
  • 5期生(2004年入学):15(男子9、女子6) ※選考記録なし(おそらく二次募集まで)
  • 4期生(2003年入学):14(男子10、女子4) ※選考記録なし(おそらく三次募集まで)
  • 3期生(2002年入学):15(男子8、女子7) ※選考記録なし(おそらく三次募集まで)
  • 2期生(2001年入学):20(男子12、女子8) ※選考記録なし(おそらく三次募集まで)
  • 1期生(1998年入学):一次21/31(男子10、女子11) ※一次募集で終了

記憶がやや曖昧だが、1期生は一次募集だけで終了し(ビギナーズラック!)、2-4期生は三次募集まで進んだが、5期生以降は現在まで20年近くずっと二次募集で終了している(はず)。1~21期のうち、女子が過半数を占めたのは1・7・10・15・18期など。二次募集合格者がゼミ長を務めてくれたのは、3・4・5・7・8・11・16・19期など。

ところで、来週土曜(11月19日)の夜、東京出張の機会を利用して、7期生ゼミ長DGCくんと卒業式(2010年3月)以来約12年半ぶりに会う予定である。楽しみだ。

【8694】

一次募集申し込み前の最後のゼミ説明会・見学会

2限、経済学説史。

昼休み、ゼミ説明会。3限、21期(3回生)ゼミ。2回生にとっては一次募集申し込み(明日締切)前の最後の説明会・見学会ということになる。見学者10名。今日もなかなか繁盛。ありがたい。4回実施した見学会に参加した2回生はのべ39名。今回のゼミ募集は女子学生の行動力の高さが圧倒的に目立つなぁ。

4限、20期(4回生)ゼミ。卒論中間報告。2名が指導を求めて居残ったので、5限まで延長する。

天六のマッサージに立ち寄ってから帰宅。

【8943】

3年以上ぶりの「さん喜」

終日、入試関係業務。夜、元同僚H先生&現同僚Sさんと一席@南方「さん喜」。

「さん喜」は僕が長年愛してやまない居酒屋で、Matthew SmithさんやNeri Salvadoriさんといった外国人ゲストの接待にもしばしば利用してきた。ただ、コロナ禍のため、ここに立ち寄るのは2019年8月28日以来のことで、何と3年以上ぶり。健在がうれしかった。

【9900】