研究室であれ自宅であれ、室内で原稿書きに専念していると、充実感を覚える瞬間がたまにはあるものの、どうしても倦怠感のほうが増してくる。運動不足で身体の筋肉が硬直して血流が悪くなることが大きな原因だろうが、それ以外に直射日光を浴びる機会が激減することもかなり大きいように思う。
人間は植物のように光合成を行うわけではないけれども、一定量の直射日光を浴びることを本能的に求めているのではないか。僕にはそんな気がしてならない。
今日は第九章を書き進めるつもりだったが、どうしてもそうする気分になれなかったので、中止。屋内にいたくなかった。むしょうに直射日光が浴びたくなった。ついでに散歩もいいだろうと思い、昼間は天六界隈をぶらぶらして、それから扇町公園で一服し、もはや真夏とは言えないやや柔らかな陽射しを全身に数十分浴びた。内向きだった心が一気に外向きになった。本当に気持ち良かった。古書店で『世紀転換期イギリスの人びと―アソシエイションとシティズンシップ』をゲットできたことも収穫だった。
帰宅後、少しだけ仕事。昨日書いた第八章の原稿を読み返して、文章の細部を手直しする。PCには2時間も向かっていなかったから、今日はほとんど休日みたいなものだな。
銭湯(山水温泉)で身体をほぐす。腹筋2セット。BGMはこれ。
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