Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

締切を守る

祝・Y田君復帰!(12期)


昨年7月16・17日に続いて、今週末(12月8・9日)、南山大学社会倫理研究所を拠点とする研究プロジェクト「ガバナンスと環境問題」に招待されている。前回はリカードウとマルサスの農業観の違いを基軸に、マルサスの農工並立国のヴィジョンの概要について解説した。今回はマルサスに集中して、マルサス思想の総体(人口思想+経済思想+政治思想+神学(倫理)思想)の中で農工並立国のヴィジョンがいかなる位置を占めるかについて、解説を試みようとした。今日が原稿の締め切り日で、間に合うかどうか、一時はかなり不安だったが、何とか締め切りを守ることができた。討論者があのM宮先生(師匠のS藤先生と同門だが実は個人的面識はまだない)なので、原稿が遅れてご迷惑をかけてしまうようなことだけは絶対に避けたかった。とにかく今はほっとしている。

昨夜就寝前にほとんど完成させたつもりだったのだが、一夜明けて、行きの通勤電車の中で原稿を読み返すと、修正したいところだらけ。しかし、今日は1限から5限まで授業のある月曜日なので、5限終了後居残って書き直し、帰りの通勤電車の中でも書き直し、帰宅してからも書き直し、結局、原稿を送信したのは23時半であった。

授業のほうは、1限、日本経済入門。2限、12期(2回生)ゼミ。3限、11期(3回生)ゼミ。4・5限、10期(4回生)ゼミ。

12期ゼミでは長期病欠していたY田君が今日から復帰。nakcazawaゼミのお家芸と言うべき、ゼミ生が仕切る90分間の自由なプレゼンも今日からスタート。再出発にふさわしい一日となった。

他方、11期ゼミのほうは、12月1日から就職活動が解禁されたため、すっかりシューカツ・モードへ突入してしまった。当分の間、通常スタイルのゼミは無理だと思うので、寂しさは否定できない。2年間のゼミ活動期間のうちまだ半分も終わっていないわけだが、就職活動が長期化するゼミ生が多いようだと、残りの活動は個人単位でも進められる卒論執筆だけになってしまうな。

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