朝9時半くらいに大学に着いて、17時前に帰路につくまで、ひたすら論文の執筆に打ち込む。ゾーンに入った、と書くと大げさだが、大いに捗ったことは間違いない。昨日の時点で約6,000字だった原稿は、一日で14,000字まで到達した（制限字数は注込で18,000字）。別の仕事（ハイエク論文集の初校ゲラのチェック）が控えているので、今日のうちに脱稿したかったが、さすがにそれは無理だった。疲れた。だが、締切日の7月31日には何とか間に合ってくれそうだ。経済学方法論フォーラムとの絡みで、ここ数年、断続的に進めてきたもののまったく活字化できていないケインズ『人物評伝』の「マルサス論」の研究だが、その一部を今書いている論文に組み入れられそうだ。ようやく日の目を見ることになる。
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