Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

久々の大台

今学期の授業は先週土曜日の開始なので、今日で一巡することになる。

1限、経済学説史。初回なので授業ガイダンス(授業の進め方、成績評価の方法)が主だが、「この授業は出席をとらないけれども出席する価値がある」と思ってもらわないことには、来週から出席者が激減してしまい悲しいので、それなりに頑張って講義する。安易な方向に走らず自分の頭で考え抜くことの大切さ(これこそが僕の講義でいちばん伝えたいこと)を少しでもわかってもらうために、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」の「惚れた仕事は、愛し抜け 包装管理士 岡崎義和」の回(2013年6月3日)の一部を見てもらう。さて、どれくらい伝わっただろうか? 一昨年度、毎日文化センターの講座を履修してくれていた女子学生(当時高3)が、経済学部2回生となって僕の授業を改めて履修してくれたこと(授業終了後教壇まで挨拶に来てくれた)に感激する。

3限、13期(3回生)ゼミ。元々16名でスタートした13期だが、昨年末に急逝されたH野先生のゼミからの移籍メンバー3名が加わり、さらに昨年度一年間休学していた元12期生Y信君も合流し、ゼミ生の数が久々に(2期生以来)20名の大台に乗った。その初回だったが、これまでと変わらずにやれて安心した。多いとは思わず、むしろ活気があってよろしい、という印象だ。今日のゼミの内容は春休みの宿題として課した書評のコンテストで、19名(1名欠席)が4つのグループに分かれて、それぞれのグループ内で1位の書評を選定し、残った4本の書評の中から最優秀賞を決定した。IARさんの書評が最優秀賞に選ばれ、彼女は賞品の図書カードをゲットした。また、対象図書(遙洋子東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ (ちくま文庫)』が最初のゼミ・テキストに決まった。KHMさんの後輩(経済学部自治会)にあたる2回生2名が早速ゼミ見学に来てくれた。もちろん大歓迎。書評コンテストにも最初から全面的に参加してもらった。今日のゼミの活気は見学者の存在も大きかったように思う。

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