Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

13期生は惜敗、14期生は好スタート

学内ゼミナール大会


今学期、13期生(3回生)は3チームに分かれて活動している。2チームは3日前の西日本インカレに出場した(結果発表待ちの状態)。残る1チームが今日の学内ゼミナール大会プレゼン部門予選に出場する。各ゼミから1チーム、全体で二十数チームが4つのブロックに分かれて予選を戦う。各ブロック1位のチームだけが決勝(16時〜)に進むことができる。今年のnakazawaゼミ学内大会チーム(7名)は、日大・群馬県立女子大との合同合宿@軽井沢でプレゼンを行った2チームが合体したものである。2種類の異なるプレゼンからうまくブレンドできそうなネタを選りすぐって早い段階から良質のプレゼンを仕上げてもらおうというのが、指導教員の意向であった。しかしながら、結局のところ、新しい内容のプレゼンをほとんどゼロから作り直してしまったようである。

学内大会チームのテーマは「消費税増税に負けない販促」で、分析手法として行動経済学の知見を大々的に採り入れた。インカレの2チームに比べると準備がかなり遅れていて、一時はどうなることかと心配したが、直前の数日の集中的作業によって、何とか間に合わせてくれた。本番のプレゼンのクオリティもこれまで見せてもらったどの練習よりも高く、ほぼノー・ミス。底力を見せてくれた。「こいつら、これだけやれるんだ」と素直に感心した。

結果はブロック内僅差(わずか4点差)の2位で、今年も悲願の決勝進出は果たせなかった。nakcazawaゼミの前に立ちはだかったのはI井ゼミ。ここ数年、それなりの成績(上位)を出しているのだが、なぜか優勝候補のI井ゼミ・Y永ゼミ・N川ゼミらと同じブロックに入れられてしまい、彼らに決勝進出を阻まれてしまうのだ。今年もそのジンクスを破れなかった。残念だ(I井ゼミは全体で準優勝したとのこと)。西日本インカレ予選突破ならず(2チームとも)との報も届き、13期生の「熱い秋」がひとまず終わった。

2013年学内ゼミナール大会: http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20131120
2012年学内ゼミナール大会: http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20121121
2011年学内ゼミナール大会: http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20111207
2010年学内ゼミナール大会: http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20101201
2009年学内ゼミナール大会: http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20091118
2008年学内ゼミナール大会: http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20081126
2007年学内ゼミナール大会: http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20071205
2006年学内ゼミナール大会: http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20061206
2005年学内ゼミナール大会: http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20051129

本選出場や決勝進出といった結果は出せなかったけれど、13期生がここ数か月でものすごく力をつけて、頼もしくなったことは、他ならぬ僕がいちばん強く実感している。どこのゼミも「来年は今年以上のパフォーマンスを!」と心に誓って、悔しさをバネにいっそう精進する。自分たちが頑張っても、他がそれ以上頑張っていれば、勝負には勝てない。もちろん組み合わせや審査員との相性といった運不運の要素もある。だから、結果を出したいのはやまやまだけれど、結果に拘泥しすぎるのも良くない。今は13期生の著しい成長を素直に喜びたい。みんな、本当によく頑張った。

15時半から14期生(2回生)3チームとM西ゼミ2回生4チームとの対抗戦が行われた。M西ゼミとは一昨年の学内大会でも2回生の対抗戦を行った仲である。*114期生にとっては初めての対外試合ということになる。結果はたいへん喜ばしいもので、前7チーム中上位3チームをnakcazawaゼミが独占した。来年度に先輩たちの悔しさをリベンジするうえで、好スタートをきってくれた。

↓チーム「ARMY」 テーマ:CDの聴き方の変化 総合3位

↓チーム「assocoation」 テーマ:復刻ビジネス 総合2位

↓チーム「J.K.PARK」 テーマ:ラジオ 総合1位

実に大したものだ。今後の成長が楽しみでならない。彼らが3回生の春学期、僕は在外研究のため日本を留守にするので、その間のサポート体制をいかに構築するかが、これからとても重要になる。ここ数か月で著しい成長を見せてくれた13期生の力を借りながら、ポテンシャルにあふれた14期生をうまく育てたい。

【8903】

*1:M西ゼミとは、一昨年=2012年だけでなく、2010、2007、2006年にも学内大会で対抗戦を行っている。