Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

12期生卒業式

12期生卒業式


今日は12期生の卒業式。昨日とうってかわって晴天に恵まれた。

もともと15名でスタートした12期生だが、Y君が1年間休学し、復学後13期に移籍したため、書類上の12期生は14名となった。そして、うち2名が就職活動の都合で計画留年を選んだため(不慮の留年はなし)、今日卒業証書を授与できるのは12名である。

式典(学長挨拶など)は14時からで、僕は13期生とともにゼミ教室で待機し、12期生全員がゼミ教室に揃った15時半から卒業証書の授与式を執り行った。嬉しいことに、スターティングメンバー15名全員が揃ってくれた。就職活動で忙しい合間を縫って、13期生が裏方として大活躍してくれたおかげで、滞りなく卒業証書授与(&卒業生によるスピーチ)は進行した。感謝。大学からの記念品以外に、僕からは例年通り、卒業論文集2冊(卒業生用・ご両親用)とゼミ活動を記録したUSBメモリ(動画・写真ファイル)をプレゼントした。

夜は謝恩会(欧風料理Morishita@北新地)に招かれた。K分君が作ってくれた角ハイボールがたいへんおいしかった。3時半楽しく歓談して、終電一本前の電車で帰路についた。

振り返ってみれば、12期生が結成されたのは2012年6月(顔合わせ会)なのだが、その直後の2012年10月に娘が生まれて生活ペースが100%変わってしまったために、ゼミ指導のやり方のほうも抜本的に修正する必要が生じた。それまでの密着型のゼミ指導の断念を余儀なくされた。新しい指導スタイルを求めて試行錯誤した2年半だったと言えるだろう。12期生はその変化を被った最初の学年だったが、それでも以前の学年とまったく遜色のない(むしろ先輩ゼミ生以上の)パフォーマンスを発揮してくれた。西日本インカレ・懸賞論文などで研究上の具体的成果を出してくれたし、学園祭の模擬店や小豆島旅行など「遊び」のほうにも精を出した。ゼミ生同士(同期)の人間関係がたいへん安定しており、また、自分たちが選抜した13期生をとても愛し、彼らの成長を期待して、様々な場面でサポートしてくれていた。卒論指導には苦労させられたけれども、全体として見れば、たいへん満足感の高い学年であった。

今後の彼らの社会での活躍が楽しみでならない。

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