Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

9月上旬にマンチェスターへ(シドニー63日目)

昨日はなぜかとても疲れていて、22時過ぎに就寝。いったん夜中2時過ぎに目が覚める。ここでUK HETでの報告が認められた旨のメールを確認する。

UK HETとはThe 47th Annual UK History of Economic Thought Conference(第47回英国経済思想史会議)のことで、今年は9月2〜4日にManchester Metropolitan Universityで開催される。在外研究出発時点では渡英の予定はなかったのだが、HETSA(7月10〜12日、シドニー)での報告がかなわなかったので、報告させてもらえそうな別の国際学会・会議を探したところ、日程的にいちばんぴったりなのがこれだった。シドニーからマンチェスターはとても遠いし、しかも初めて参加するコンファレンスなので、不安はゼロでなかったが、開催校のManchester Metropolitan Universityに旧知のJohn Vint先生がおられるということで、勇気を出して報告希望の申込をした。蓋を開けてみたら、プログラムには旧知の日本人研究者の名前が4名も載っていた。さすがにこれは心強い。

http://thets.org.uk/conference/

3時くらいに再び就寝、目覚めたら10時過ぎ。ちょっと眠り過ぎたかも。

研究室へ。UK HETへの参加が決まったので、まず、参加登録手続(参加料の払込など)をすませる。また、それに関係する大量の業務メールを一気に処理する。Vint先生はHETSAに参加されるので、シドニーでお会いした時の話題提供を兼ねて、挨拶メールを送る。「UK HETに参加しますよ〜」とお伝えするついで(というかそれに乗じて)、拙稿を添付して「何でもいいのでコメントください」とお願いする。我ながら「ずうずうしいやつだな」と思う。貧困問題がメイン・トピックなので、おそらくVint先生のご関心の範囲内にあるはず。

一昨日Shyamalさんに紹介してもらったThe House of Thaiで昼食をとる。外のお店へ一人で入って昼食をとるのは、シドニーに来てから実はまだ2回目(1回目は6月14日のParramattaの中華)。13時くらいに入店したのだが、たまたまお客さんが誰もいない時間帯だった(僕が食べ始めてから家族連れが入店したけれども)。僕はSpicy Fried Rice(10.5ドル)を注文した。今回も当たり。また来よう。

当初の計画通り、5・6月にかなりハードな毎日を送って論文を一本仕上げた。それを国際学会で発表できることも決まった。在外研究の成果と呼ぶべきものを何とかこしらえることができた。これでようやくやや流し気味にゆったりとした気分で生活できる。あと2週間ほどで家族がシドニーに来てくれる。家族と一緒に過ごす10日間、仕事のことを思い出さずにすむ状況にしておきたかったのだ。そういう状況をうまく作ることができた。とりあえず、来週はマンチェスターへの飛行機の手配がいちばん大きな仕事になるだろうか。