授業は2限の大学院のみ。近藤和彦『民のモラル: ホーガースと18世紀イギリス (ちくま学芸文庫)』読了。1限目に予習していたが、予習の過程で新しい重要な発見があった。
受講生(1名だけ)との相談のうえ、修士論文でヴィクトリア朝イギリスをやりたいという本人の希望をできるだけ尊重して、次回からウィリアム・モリスを読むことに。まず入門書(大内秀明『ウィリアム・モリスのマルクス主義 アーツ&クラフツ運動の源流 (平凡社新書)』)を2回ほどで読み、それから『ユートピアだより』を精読することになりそうだ。大学院の授業は増担になるので負担感があるものの、経済思想史・社会思想史上の古典を授業で読めるのはやはりうれしい。
昼休みは組合総会。午後は某会議。