Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

何も伝わっていない・・・

HR先生退職記念論集に寄稿した論文の初稿ゲラが届けられたので、午前中は校正作業を進める。書いている時はそう思わなかったが、約2か月ぶりに読み返すと、「なかなかよく書けているのではないか」と思うようになってきた。この論文の最初期のバージョンは2013年6月のマルサス学会大会での報告原稿なのだが、納得できるレベルに仕上がらなかったため、その年の『マルサス学会年報』への投稿をとりやめたという経緯がある。その後3年をかけて断続的に加筆・修正作業を行い、このたびようやく完成にいたった。

12時から14時15分まで研究推進部の会議。それ以降の時間は、明日が16期生(2回生)のディベート大会ということで、立論の最終チェックにつきあいながら、14期生SOT君の卒論の添削を進める。結局、20時まで残業。

卒論が危機的状況であることを告げ、大至急指導を受けるように呼び出したHさんは、バイトを理由に結局現れずじまい。まじかい? 優先順位を完全に間違えてるし、自分の置かれている状況をまったく認識していない。腹立たしいやら、情けないやら。本当に痛い目(卒論不可→留年)に遭うまでわかってくれないのかね。今まで自分はいったい何を教えてきたんだろう。これじゃ、結局、何も伝わっていないじゃないか。