朝一で京大病院呼吸器内科にて定期検診。特に異常なし。通院ついでに、わが人生でいちばん高い買い物(笑)の現状を確認するべく立ち寄る。だいぶできあがってきたな。
新居の前から出町柳駅の改札まで普通に歩いて11分かかった。こんなものかな。めっちゃ近いとは言えないまでも、それなりに近い。
超久々に出町柳から北浜経由で出勤する。学生時代から通い慣れたルートだけに、何とも言えないリラックス感に体が包まれる。この5年間、阪急で通勤したが、こんなリラックス感は一度も得られなかった。読書も捗る。やはり京阪はいいね。自分のホーム電車だ。
出町柳駅から関大前駅まで、1時間25分。引っ越すと、やはり通勤時間が今より20分ほど余分にかかってしまう。もっとも5年前までの状態に戻っただけなのだが。
16期生2名と卒論面談。大学院補講。
馬寅初『新人口論』を正確に読み解こうとすると、馬の思想の前提になっている毛沢東の思想にも通じていなければならない。そこで、この本を読むことから勉強を始めることにした。
- 作者: 野村浩一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1978/09
- メディア: 単行本
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帰宅後、娘の咳がひどい。インフルエンザから気管支炎になった模様。かわいそうに。
1月12日にひとまず解散したゼミ16期生は、結局再結集できないまま(その可能性を残していたにもかかわらず)、結局、活動を終えた。就活と卒論(必修)以外はやりたくないorやる余裕がない、とのこと。本当にいつから大学で学ぶことが彼らの人生(≒就活)の妨げになってしまったんだろうね。たいへん残念だが、これが現実だ。毎年、ゼミの募集要項に「応募にあたって、経済学音痴でもまったく問題ありませんが、群れることなく個人として自律的に判断し行動できる人、ゼミ中心の学生生活を送れる(=自分の時間をゼミのために率先して捧げてくれる)人を強く求めます」と書いているにもかかわらず、こういう残念な結末を迎えてしまった。結局「4回生では就活と卒論(必修)以外やりたくない」「しんどそうなのはいや」「みんなと一緒なのが安全」という学生の本音が露わになった。時代は変わった。みんな、勉強、大嫌いだったんだな。それなら、なぜ僕のゼミをあえて選んだ? 疑問は尽きない。勉強しない自由を選ぶのは勝手だけど、結局自分の首をしめていないか? 大学は自動車教習所じゃないよ。高い授業料をどぶに捨てて。もったいない。
学生がどうであれ、僕は学び続けるしかない。