超高密度な一日。今週は働きすぎた。でもまだ明日がある。
10時前に大学到着。午前中は経済学説史(今日4限)の配布資料の選定・印刷とマルサス学会(来週末土日)の報告原稿の手直し。
3限、前半は図書館で調べもの、後半はO君と研究支援課へ。彼のマルサス学会への出張旅費を僕の科研費から支出するための手続きを行う。
4限、経済学説史。マルサスの2回目。ポパーの反証主義の哲学とマルサスの需要重視の経済学説について。
5限、大学院。Jさんのビブリオバトルと僕&O君のマルサス学会報告のリハーサル+馬寅初のテキストの読解。来週の金5を休講にする(4限終了後ただちに新大阪へ移動)ぶんを、今日の授業を19時まで延長することで補った。
20時過ぎまでマルサス学会の報告原稿の手直し(続き)。22時前に京都の自宅へ戻る。
明日は関学HGゼミ・龍大KMNゼミとの合同ゼミ@関学に新16期生(4回生)が初参戦する。就職活動をやりながらでも、時間管理さえきちんとできれば、4回生でこれだけ充実したゼミ活動ができて、ゼミ生一人一人がまだまだ力を延ばせることを、内外に知らしめる絶好の機会だ。本当に新16期生は頼もしい。
新16期生を見ていると、つくづく思う。4回生は就活と卒論だけで手一杯なんて絶対に嘘。単なる逃げ口上にすぎず、やる気がないだけ。楽したいだけ。貴重な成長の機会を自ら放棄している学生が多すぎる。もったいないし、自分が長期的に大きな損をしていることに気づいていない(ふりをしている)点では、ちょっと切なくもある。
さて、一週間後に迫ったマルサス学会大会のプログラムである。
本年度のマルサス学会第28回大会を下記要領にて開催いたします。
- 日程 2018年6月30日(土)・7月1日(日)
- 会場 尾道市立大学久山田キャンパス E棟204講義室
プログラム
【1日目】 6月30日(土)
- 13:00〜 受付
- 13:20〜13:30 開会の辞(開催校担当 林直樹)
- 13:30〜14:50 第1報告 荒井智行(下関市立大学)「D. スチュアート『政治経済学講義』の解釈とフランス・エコノミスト哲学からの影響」
- 15:00〜16:20 第2報告 益永淳(中央大学)「エドワード・ウェストの穀物法論──その理論構造と学説史的位置」
- 16:20〜16:50 コーヒーブレイク
- 16:50〜18:00 特別講演 佐藤滋正(尾道市立大学名誉教授)「リカードウの価値尺度論について」
- 19:00〜21:00 懇親会
【2日目】 7月1日(日)