Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

家族四人で京都府植物園へ

家族四人で京都府植物園へ


まだ腕と脚には発疹痕がかなり派手に残っているものの、かゆみは(完全ではないが)おおむね収まったので、長袖シャツで隠して外出することに。家族四人で京都府植物園へ。9日に行った動物園より遠いが、娘の自転車運転スキルが急速に向上しており、難なくたどり着けた。先日の台風襲来の爪跡がまだ強く残る植物園だったが、ピクニックモードだったこともあり、ここ数日、外で体を動かせなくて煮詰まり気味だった娘と息子にとって、絶好の気分転換になってくれたようだ。ただ、体を動かし過ぎて疲れたのか、家への帰り道の車上で息子はこんな感じに。

来年6月1・2日に福岡大学で開催される経済学史学会第83回全国大会に個人研究報告をエントリーした。報告タイトル(予定)は「バーク美学思想の経済思想史的含意について(Exploring the implications of Edmund Burke's aesthetic thought for his economic thought) 」である。長年の課題であった初期バークの美学論文『崇高と美』*1について、初めて本格的な考察を試みることにした。

将来的には、この報告をアップデートして、経済学方法論フォーラム(第3期)用の論文に仕上げる計画だ。第3期のテーマが「哲学なき経済学は可能か―経済学方法論からのアプローチ」なので、哲学的なアプローチを模索していたところ、今回のテーマに漂着した。さて、活字になるまで、いったい何年かかるだろうか?

明日は午前のうちに皮膚科と内科で診てもらい、午後から職務復帰の予定である。

*1:僕のバーク研究歴はすでに四半世紀を超えるが、『崇高と美』についてはこれまで部分的な形でもまったく論じたことがない。手ごわすぎて歯が立たなかったのだ。