Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

Neil Peart引退

今週土曜(22日)の研究会での報告が迫っている。今回は院生O君に報告者を務めてもらうこともあり、彼の負担を軽減するべく、報告原稿のほうは早めに仕上げておいたが、もともと翻訳(ロバート・サウジーによるマルサス人口論』書評)の訳者解題として準備したものであり、肝心の翻訳のほうがまだ仕上がっていない。今日は終日その訳文のチェックに集中した。

一文一文丁寧にチェックしていくと、案の定、構文や代名詞を取り違えた意味不明の訳文が散見される。このまま活字化されては大恥である。今月末締切で『マルサス学会年報』に投稿しなければならず、残された時間はわずか。今日だけでは仕上がらなかったので、明日は今日以上に集中して作業を進めたい。

しかし、今日最大のニュースはこれ。

https://www.musiclifeclub.com/news/20181219_08.html

12月18日に衛星ラジオ〈XiriusXM〉の番組に出演したラッシュのゲディ・リーが、今後の活動やラッシュのメンバーについて語りましたが、ラッシュが今後ライヴを行ったり、新しい音楽作りをする予定はないと、バンド活動を再度否定しました。

「ニールが引退しちゃったからね。ラッシュを引退しただけじゃなく、ドラマーも廃業しちゃったんだ。もうドラムを演奏することはないし、彼は彼の人生を生きてるよ。でも、僕とアレックスはそれで構わないし、僕ら3人は今でも友達だからね。実際、数週間前に僕とアレックスはニールの自宅を訪ねたし、連絡は取り合ってるんだ。それに、アレックスは僕の近所に住んでるから、しょっちゅう一緒にディナーに出かけてるよ。アレックスは僕のワインセラーに並んでいるボトルを空にするのが大好きだからね。僕らは今でも仲が良くて話もするけど、ラッシュの時代は終わったってことさ」

「僕やアレックスが新曲を作るかどうかなんて、その時期も、どういう形になるかもわからないよ。アレックスと僕が一緒に活動するかどうかもわからないしね。この先どうするのか明確にしてくれって言われるけど、本当にまだ何も考えてないからムリなんだ」

1984年以来34年間にわたって、わが人生で最も愛しているバンドRushの活動停止、最も尊敬しているドラマーNeil Peartの引退が、否定しがたい現実になった。活動再開の希望はやはりゼロのようで、そろそろこのつらい現実を直視せざるをえないようだ。