Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

社会思想史研究会

T中先生主催の社会思想史研究会@同志社大にて「サウジーマルサス批判――「貧民の敵」マルサス像の起点を探る――」と題する論文(正確には資料の翻訳+訳者解題)の口頭発表を行った。

院生O君との共著である。7月1日のマルサス学会大会@尾道市立大にて最初の口頭発表を行い、その時にたまわったコメントにもとづいて、その後2人で改訂作業を続けてきた。12月末日が『マルサス学会年報』への投稿の締切なので、投稿前の内容チェックを兼ねて、このたび報告の機会をいただいた。7月は僕が報告者を務めたが、共著なので、今回はO君に報告者を務めてもらった。

翻訳でどうしても2か所ほど意味のとれないところがあったのだが、その疑問をフロアとのやりとりで解消できたことは大きな収穫だった。加えて、解題のほうについても、加筆すべきいくつかの論点が浮き彫りになった。作業に使える時間が12月25・26日の2日間しかないので、どこまで加筆できるかは微妙だが、最後まで全力を尽くしたいと思う。*1

京都駅前で忘年会。

*1:27日の午前にマルサス学会事務局のF論文さんにファイルを送信し、午後に経済学方法論フォーラム@関西大で報告すれば、今年の仕事はすべて終了。28・29日を自宅の大掃除や年賀状書きなどに充て、30日から1月6日まで2つの実家へ帰省することになる。