Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

阪急京都線・千里線の大遅延

8時半前に京都の自宅を出たものの、阪急京都線・千里線が線路設備の故障のために大遅延し、関大前駅への到着は11時半を過ぎた。3時間以上もかかったことになる。さすがにげんなり。10時40分から始まる2限目の授業(大学院)には間に合わなかったわけだが、電車内に閉じ込められている時に唯一の正規受講生である留学生K君から「下痢がひどいので今日の授業を休ませてください」というメールが入り、自動的に休講になったため、事なきを得た。さらに、3・4限の大学院の授業も、唯一の正規受講生F君から体調不良による欠席の連絡が入り、これまた休講を余儀なくされた。*1体調はどんなにしっかり管理していても崩れてしまう時があるので仕方ない気もするし、ギリギリまで出席の可能性を模索していたからこそ連絡も遅くなったのだろう。しかし、もう少し早めに連絡をくれていたら、夕方近くまで自宅でゆっくり体を休められたし、遅延電車に閉じ込められることもなかったのだが・・・と少々恨み節。僕自身にとっても今は体調をとても崩しやすい時期なので、かなりの注意を払っている。体力温存も仕事のうちなのだ。今ダウンすると、方々に迷惑がかかる。

そんなわけで、今日の担当授業は5限目の英語演習のみ。前回のテーマがドラえもんだったので、今回はそれとの関連で、第2次世界大戦中のマンガを利用した子ども向け政治的プロパガンダを主題とした。十数名の学生のうちイラストから東條英機をわかったのは何と1名だけ。地歴公民(社会科)の受験科目では日本史の選択者が最も多いのに、こういう結果となり、ややショックを受けた。もちろん、英語でのコミュニケーションの授業なので、それを知ることが授業の主眼ではないにしろ、異文化コミュニケーションのための最低限の基礎教養の一つとして知っておいて欲しかったな。

明日は日本ヴィクトリア朝文化研究学会@近大。開始時刻が早く、かつ、自宅から相当かかるので、めったにないことだが今夜は大阪市内(阿波座)に安宿をとった。もちろん研究費は使えず自腹になるが、体力温存、睡眠確保を最優先した。

【7038】

*1:突然まとまった時間が手に入ったので、このDVDを一気に見た。ジェイン・ジェイコブズ ニューヨーク都市計画革命 [DVD]