Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

1日限定で「三天」が復活

不要不急の外出を避け、今日も自宅で過ごす。雨で外へ出られないので、家の中で子どもたちが何とか楽しく過ごせるような企画はないものか・・・そこで!

1984年に閉店した串カツ屋「三天」が、36年ぶりに今日1日限定で奇跡の復活! 昼間はお好み焼き屋として、夜は中華料理店として営業!

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・・・なんて大げさに言ってみたものの、実は単に娘と一緒に料理を作って妻と息子に振る舞った、という話。お昼はお好み焼きを、夜はマーボー豆腐を作った。評判は上々。妻からは「今日1日限定と言わず、不定期復活をお願いします」と。

ちなみに、「三天」というのは実家が営んでいた串カツ屋の名前。意味は「三郎(父の名前)が天下をとる」という、何とも昭和っぽい、成り上がり感満載の店名である。

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これは小学生の時に実家のお店の前で撮った写真。何年生くらいだろう。半ズボンがいかにも当時の小学生である。店の暖簾に「三天」の「天」という字が見えるはず。

子ども時代にレジに記録された毎日の売上額を見ながら育った僕は、今のような厳しい状況下でも固定のお給料がもらえて少なくとも家族を路頭に迷わせる心配がないことだけでも、本当に大きな幸せを感じているし、逆にそうした不安と日々戦いながら自分を育ててくれた両親には感謝の気持ちしかない。その感謝の気持ちを十分に伝えられないまま、父は若くして他界してしまったが。今のような時こそ、馴染みのお店に来店してお金を落としたいところなのだが、ここまで感染が広がってくると、自由な外出それ自体がだんだん難しくなる。「もし今自分が育ちざかりの子どもを2人抱えて飲食店を営んでいたら・・・」と想像すると、何とも言えない不安と申しわけなさが心の奥底から湧き上がってくる。

今日は何通かの仕事メールを自宅で処理したが、すべてが新型コロナ禍がらみ。本務校はいまだにリアル対面での会議がデフォールト(もちろん水面下で検討されているのだろうけど)なので、全学の役職者の1人として、Zoomを等利用した遠隔会議の開催を正式に提案した。すべては無理でも一部の会議は可能なはず。これまで誰も言い出さない(少なくとも僕に耳には入ってきていない)のが不思議である。

僕が常任幹事の1人を務める経済学史学会は、先週金曜日の常任幹事会での議論にもとづく提案内容が幹事会で承認されたことにより、今年5月30・31日に北大で開催予定の全国大会を10月17・18日に延期する旨を、今日会員に通知した。

https://jshet.net/wp-content/uploads/2020/04/JSHET_20200401.pdf

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