Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ゼミは遠隔でもパワーダウンせず

連休が終わり、今日から遠隔授業は3回目(3巡目)に突入。午前中は授業の予習。3限、19期(3回生)ゼミ。4限、18期(4回生)ゼミ。5限、経済学説史。

過去2回のゼミは僕が主導で回したが、今日からゼミ生のプレゼンを主体に。19期生は論理の哲学(論理的思考力=ロジカルシンキング)の基礎の学習を開始。テーマは「三段論法」と「誤った前提・危険な飛躍」。18期生は卒論構想発表。テーマは「仮説思考」と「社会保障費急増」。これはまったくうれしい誤算であるが、両学年とも遠隔授業でもパワーダウンをまったく感じさせない充実したプレゼン内容。本当に頼もしい。

経済学説史では、アダム・スミスの道徳哲学体系と『道徳感情論』の内容について解説する。途中、エジンバラとグラスゴーのスライドショー(自前の写真による)を挟む。出席(接続)者数は78→82→80人と推移しており、ほぼ固定している。今日も通信トラブルはなかった。教える側としては、質問をチャットで受け付ける以外、対面授業との差をほとんど意識しなくなってきた。果たしてそれが良いことなのか悪いことなのかは、よくわからないが。

夜、「経済学ワークショップ1」(月5)の受講生24名中どうしても連絡がつかなかった最後の1名とようやくコンタクトがとれた。副学部長の差配で事務方が実家まで電話する労をとってくださった模様。ありがたい。

終日自宅、しかも座りっぱなし。腰に気持ち悪い鈍い痛みが。さすがにこれは危険信号。軽く腹筋をしてほぐす。遠隔授業は常にこの種の病のリスクとの戦いなのだ。子どもたちと会話したのは3度の食事の時だけ。在宅とはいえずっと勤務状態だったので仕方ない。

【0】 腹筋3セット。