Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

19期ゼミの充実

マッサージのおかげだろう。昨夜は久々に布団に入って「ワン・ツー・フィニッシュ」で眠りに落ちた。睡眠の質も良好で、気持ち良く目覚められた。

午前中は授業の準備。12時半~13時にゼミの説明会を行った後、3限(19期ゼミ)、4限(18期ゼミ)、5限(経済学説史)と3コマ連続でZOOM授業。

今日の19期ゼミには2回生5名が見学に来てくれた。説明会はイマイチうまく行かなかった気がする。2回生からの質問の大半が僕宛ての内容で、せっかく早めに集まってもらった19期生は手持無沙汰で、彼らにはちょっと申し訳ないことをした。また、募集要項に書いてある「(経済学音痴でもかまいませんが)▲▲▲が好きな人を特に強く求めます」に関して、「▲▲▲苦手なんですけど大丈夫ですか?」という後ろ向きな質問が続き、答えるのにやや難儀した。もちろん全然大丈夫なんだけど、入ゼミには選考がある以上、「好き」「興味がある」という気持ちを強く押し出してくれる人のほうが当然選考に有利に働くはず。もっと時間があれば、逆に僕のほうから、「じゃあ、あなたの(ゼミ活動に役立てられそうな)好きな/得意なことって何?」と尋ね返したかった。だって、相手にいちばん強く残した印象が「▲▲▲が苦手」では、あまりにももったいないし、せっかく自分から積極的に動いてわざわざZOOMゼミを見学に来たのだから、高く評価してあげたいから。

NKJくんのプレゼンは、ZOOMのブレイクアウトルーム (グループ分け) 機能をうまく使ったもの。教員が何も言わなくても、これだけ創意工夫に富んだものを作ってくるなんて、大したものだ。

現役ゼミ生にとっては、一次募集での応募者が激増すると、「自分たちの公開ゼミが2回生に評価された」「自分たちが人気ゼミにした」とうれしい気持ちになるだろうし、それは当然だと思う。しかし僕自身の20年以上のゼミ募集経験に照らすと、二次募集での合格者の優秀さ&個性の強さはなかなかすごいもので、それがずっと続いているからこそ、「一次募集だけで終わらせたくない。むしろ、二次募集を重視したい」という気持ちを捨てられないわけだ。「敗者復活戦」「下剋上」・・・僕は好きだな。「こんなに面白くて優秀な学生を落とすなんて、●●ゼミも人を見る眼がないよなぁ」とひそかにほくそ笑むのが、ここ20年のゼミ募集における僕の快感になっている。19期生はここ数年では二次募集での合格者の比率がいちばん高いけど、お世辞抜きで、まったく遜色はない。本当に良いメンバーが集ってくれたと感謝している。

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