Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

「経済学ワークショップ1」の充実

午前中はS出版社の営業Mさんと面会。午後から大学へ。5限、ワークショップ(by ZOOM)。腰痛は収まった。やはり外出(通勤)しないとダメだな。

ご存知のように、今学期はすべての担当授業を遠隔で行っている。ほぼ毎年担当している1回生配当の入門演習科目「経済学ワークショップ1」も当然遠隔で、従来受講生によるグループ発表(コンビニの商品開発をテーマに選ぶことが多い)を中心に組み立ててきたこの科目も、抜本的な内容の変更を余儀なくされた。「経済学入門」と言ってよいような基礎的な内容を、お手製のレジュメと関連動画を組み合わせて解説し、それに対して受講生に簡単なフィードバックコメントを毎回求め、次回授業の冒頭にそれらにリプライする、という形式に変えた。受講生間のコミュニケーションが難しい環境であるために、教員と個々の受講生との間のコミュニケーションを充実させ、受講生の知的好奇心に火をつける&ノートテイキングの技術を高めることを最優先するように努めてきた。

最初の2回(4月20・27日)は連絡の不通や通信環境の不備などもあって、ゴタゴタ感が否めなかったが、受講生24名全員がZOOM教室に接続できた5月11日からはすこぶる順調で、今日までの8回すべての授業において、1人の欠席もなく、24名全員の出席が続いている。フィードバックコメントの質も高く、アトランダムに指名して提出してもらっているノートを見ても、熱心な受講態度を確認できる。対面授業の時よりも受講態度が良好なのは、やはり通学の負担から免れたこと、周囲の目を気にせず授業に集中できること、以上の二点が大きいように思える。

受講生とのコミュニケーションは質・量ともに対面授業時よりも良好である、と言ってよいだろう。遠隔授業の準備は毎回本当に大変だが、十分に報われている。対面授業の時のような、コンビニの新商品の「試食会」を一緒に楽しんだりする機会がないことは残念だけれども。この授業も残り3回(7月6・13・20日)。気持ち良く半期のゴールのテープを切りたい。

去年担当したワークショップのクラスの受講生から、つい先日、ゼミ生(20期生)が3名誕生した。来年の今頃、今年のワークショップのクラスの受講生からも、ゼミ生(21期生)が何名か誕生してもらいたいものだ。

ところで今日は、この日記への1日のアクセス数としてはおそらくこれまでで2位の350を記録したのだが、いったいなぜ?

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