Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

STAY HOME / Go To ?

行政レベルで使用されているので、僕もこのブログで「STAY HOME 生活」などと特に断りもなく何回か記してきたが、これはあくまで日本語(和製英語)であると割り切った上での使用である。STAY HOMEは文法的に明らかに変だし(stay at home が正しいはず)、間もなく始まると聞いている「Go To Travel」キャンペーンも同様(go traveling か go on a trip が正しいはず、後者のほうがベターかな)。並列されている「Go To Eat」については、恥ずかしながらちょっと自信がない。文法的には go to see などと同じで特段おかしくないようにも思えるが、go and eat や go eat のほうが英語として自然に感じられる(ただし口語として)。さらに言えば、go が消えてしまうけれど eat out、あるいは、eat が消えてしまうけれど go for lunch (or dinner) のほうが、英語表現としてより自然だろうか(あくまで個人の感想です)。霞が関はネイティブ話者にチェックさせないまま公に発信しているのだろうか? もう少し丁寧に仕事して欲しいものである。まぁ、今となっては、これらは不思議な「日本語」だと思うしかないのけれど。

授業も会議もない今日は、研究室の片付けに一日の大半を充てる。保存が不要となった書類や答案を廃棄するだけで一苦労。量が尋常ではない。多少なりとも必要となりそうなものはスキャンして保存したが、これにけっこう時間を要した。でもこれでだいぶ身軽になった。

19時から20時まで、急遽開催されることになった経済学史学会の常任幹事会に出席(by ZOOM)。言うまでもなく、学会としての新型コロナ禍への対応に関わる議題をめぐってである。

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