Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ロシア語の勉強を本格再開して1か月

ほぼ終日、ロシア語の勉強に勤しむ。長野俊一『ゼロから始めるロシア語』を151ページ(第18課)まで読み進める。関係代名詞や接続法など、すでに読み終えた『ゼロからスタート ロシア語文法編』『CD付き オールカラー 基礎からレッスン はじめてのロシア語』には登場しないやや高度な文法事項が登場する。併せて、既習事項の理解度を確認するために、練習問題1~3(第1~6課の内容)を解いてみる。

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7割くらいしか正解できず、うろ覚えが露呈する。基本的な名詞の性・綴り・複数形、基本的な動詞の活用がけっこうあやふやである。グループで覚えている基本単語のグループ内での混同が目立ち、例えば「テーブルと椅子」「下手と上手」「国と町」「父とおじ」などを取り違えてしまう。何とも情けない。実際に手を動かしてノートに書き記すという作業はたいへん疲れるが、そのぶん脳が活性化されて記憶の定着力も高まるので、ここは我慢するしかない。

ゼロから始めるロシア語』は「ゼロから」と銘打っているが、実際には初級と中級との橋渡し的内容が主で、予備知識ゼロの超初心者にはかなり難しく感じられるはず。幸い僕はもう少しレベルの低い入門書を経由してから本書にたどり着いたので、ちょうど良いレベルに感じられる。そして、超初心者向けでなく初級から中級者向けとしては、本書はかなりの名著だと思う。文法説明が詳細かつ明快に書かれている。関係代名詞や接続法、そして(これから登場予定の)副動詞・形動詞の理解なしでは、フォーマルな文章が読めない。さらに、往来の動詞が「これでもか」とばかりに繰り返し何度も登場し、教科書としてのユニークさを強く感じさせる。初学者が躓きやすい地点を著者はよくわかっておられる。実際、僕は学生時代に往来の動詞についての理解がほとんど進まず、ここで大きく躓いてしまった。

ロシア語(と中国語)の勉強を本格再開したのが1月18日なので、今日・明日でちょうど1か月になる。この1か月はほぼ毎日語学のことを中心に考えて過ごすようにしてきた。(ただ、時間バランスがロシア語8割、中国語2割くらいになって、崩れてきているのは問題だが。)今のところ、ほぼ毎日、最低2~3時間、語学のための時間を確保するように努めている。4月になり授業が始まったら、語学学習のためのまとまった時間を確保することが著しく困難になるので、この3月末までにどれだけ集中的に勉強できるかが勝負である。目に見えるような成果はまだ出ておらず、先は長いのだが、このところほぼ毎晩夢の中にロシア語が登場しており、頭の中の状態が2015年のシドニー在外研究時に似ている。あの時も頭の中でずっと英語が鳴り響いていた。けっこういい感じだと思う。いつの日か、そんなに遠くない将来、『レーニン全集』を原書を読んでいたらレーニンの肉声が聞こえてきた、というような体験をぜひしてみたいものである。*1

ロシア語を勉強していると、昔ふられた女性に再アタックする時のような、ドキドキ感・ワクワク感だけでなくリベンジへの思いも交錯する。負のエネルギーで勉強しているつもりはないのだが。

【7061】

*1:レーニン以外では、チェルヌイシェフスキーとブハーリンも、ぜひ原書で読んでみたい。