Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

完全な休養日

10時過ぎまで爆睡。息子を宝が池へ連れて行く予定だったが、生憎の小雨で断念。オセロやジェンガで遊ぶ。昼寝もたっぷり。一歩も外出せず。完全な休養日として過ごす。

3月下旬あたりから断続的に不調だったメンタル(不眠、脳が重い、注意力散漫、人の話を聞いているとしばしば意識が遠くなる、どよーんした気分)*1が、数日前あたりから持ち直してきているのが、自分でもはっきりとわかる。抱えている仕事が多すぎることによる過労がメンタル不調のいちばんの原因だったことは間違いないが、仕事の負担を減らす手段を持ち合わせておらず、仕事をまったく進められないほどの絶不調でもなかった(とはいえ経験上「これ以上無理するとぶっ倒れるかも」という不安感は常に持ち合わせていた)ため、学内外の仕事との付き合い方(バランスのとり方)が難しかった。そこでまず、自分に入ってくる情報を必要最小限に減らすことにし、そのために一時期SNSを完全にやめ、浮いた時間を睡眠時間増に回すようにした。また、できるだけ規則正しい毎日を送れるよう、ルーチンを重視した。通勤電車の中でロシア語の勉強(復習が中心)、寝る前の(昭和)仮面ライダーDVDの視聴(with 妻)は、メンタルの安定への寄与が大きかった。これでストレスはかなり軽減されたように思うのだが、それに逆らうかのように緊急事態宣言発令による遠隔授業への移行によりストレスが(仕事量も)激増し、本当に参った。案の定、メンタルの不調が肉体のほうに飛び火して、呼吸器系が不調に陥り、喘息、そして声の出しづらい状態が3週間ほども続いた。「学会報告(5月29日)に穴をあけるわけにはいかない」という責任感が心身へのプレッシャーとなっていたことは否定できない。だが、学会報告終了、喉の完治、対面授業再開(6月21日から)と良い材料がそろってきたら、メンタルの状態が徐々に改善してきた。まだ本来の調子には届かないが、最悪の状態は間違いなく脱したと思う。物事を前向きに捉えられるようになってきた。もっとも、抱えている仕事が多すぎる状況は根本的に変わっていないので、肉体的なヘトヘト感はまだ当分の間続くと思うが。

今年度は千里山奉職24年目にして過去最大の仕事量と言っていいと思うが、2010年1月のように無理をしていることに自分で気づかずに最終的に入院するという最悪の事態にいたることだけは避けねばならない。心の声、体の声に絶えず耳を傾けなければ。

【0】

*1:4月上旬に電車内での忘れ物を連発して、自分でも不審に思い始めていた。