Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

『基礎からレッスン はじめてのロシア語』の2度目の通読を終える

ここ半年ほどのロシア語の勉強の基本的な進め方は、何種類かの入門書(教科書)をローテーションで何度も通読し、だいたいの内容が理解できるようになったら、付属のCD教材を聞いて音声だけで例文が頭に浮かぶように努める、というものである。ただ、入門書にもいろいろなタイプがあり、『ゼロからスタート ロシア語文法編 (Jリサーチ出版)』『ゼロから始めるロシア語』『初級ロシア語文法』は文法中心(ただし最初のものはごく基礎的な事項のみ)で、『ニューエクスプレスプラス ロシア語《CD付》』は文法と会話のバランスが半々くらい。いずれもすでに複数回通読しており、そうするだけの価値のある良書なのは間違いないが、説明の力点やカヴァーする語彙が異なるため、ローテーションによってそれぞれの弱点を補い合える。このたび2度目の通読を終えた『CD付き オールカラー 基礎からレッスン はじめてのロシア語』は、文法解説を最小限にとどめた実用性重視の会話集といった感じである(とはいえ、文法解説は網羅的でないぶん、個々の解説はむしろ細かく丁寧だったりするから、気が抜けない)。カラー印刷されたイラストが語彙の定着に大いに役立つ。また、付属のCD教材を吹き込んでいるネイティブ・スピーカーのテンションが他と比べて段違いに高くて、そこが本書の隠された魅力でもある。

午前は教員組合三役会議。午後は大学院の補講2コマ。たまっている仕事メールの返信。

【4443】