Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

佐藤純一『新ロシア語入門』

もともと今日は子どもたちを実家までピックアップしに行って帰ってくるだけで終わってしまう予定だったが、ありがたいことに妹が車を出して京都まで送ってきてくれることになった。おかげで自宅でのんびり過ごす(≒寝る)ことができた。14時過ぎに妹の車が到着。子どもたちは母と妹に思う存分甘えさせてもらったようで、超御機嫌で帰宅した。

佐藤純一『新ロシア語入門』(全50課+「練習のための読み物」3つ)を読了。

なかなか手ごわい本であったが、これまでに本書よりもレベルの少し低い入門書を何冊か(&何度も)読み終えていることもあって、巨大な情報量に圧倒されることなく、無事に最後のページまでたどり着けた。ロシア語学習を開始してそろそろ7か月。本書を読了して、最初のマイルストーン(中間目標点・大きな節目)にたどり着けたような気がする。実は本書の前身となる書物(↓この本)を僕は学部学生時代に買って持っていたのだが、結局まじめに取り組もうとせず、最後まで読み通すことは一度もなかった。その本それ自体も知らぬ間に廃棄してしまったようだ。

だからこそ、本書を無事に読了できたということは、少なくともロシア語に関するかぎり、53歳の今の自分が20代前半の頃の自分に追いついて追い越したことの一つの証でもあり、それが素直にうれしいのである。

とはいえ、音声教材(CD)を聞いて意味が脳内にすっと入ってくるのは、全50課中第13課くらいまでなので、2巡目では音声教材のほうにも積極的に時間を割いて、基本的な知識のさらなる定着度アップを目指したい。100のうろ覚えの知識よりも、10、20の確実な知識のほうが、はるかに力強く上達を後押ししてくれるからである。

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