Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ロシア語の数の表現の修得は本当に骨が折れる

休日。日中は家族とのんびり(≒ぼんやり)過ごす。神経衰弱系の絵合わせゲームでは子どもたちにほとんど勝てなくなってきた。

子どもたちの就寝後、ロシア語の勉強。『これならわかるロシア語文法』の361ページまで(全381ページ)。ここ数日間は「数量詞・数詞」の単元をやっていたが、ロシア語の数表現のルール(格変化など)は英語とは比べものにならないくらい複雑で難しいので、本当に骨が折れた。学習開始から1年2か月が経過しつつあるが、知らないことがまだまだ多い。ロシアをめぐる国際情勢が緊迫の度を高めている昨今こそ、ロシア語を学ぶ必要性がむしろ高まっているように思われてならない。語学力の涵養には時間がかかる。毎日の積み重ねしかない。焦らず地道に根気と熱意をもって学習を続けたい。*1

  • テレビ東京「カンブリア宮殿 日本の胃袋 鷲摑みの秘密 最強"国民食"スペシャル」(3月10日放送)
  • NHK「かんさい熱視線 鉄道減便 コロナ禍の先に何が」(3月11日放送)

どちらもとてもよくできた番組だった。後者には同僚U先生が出演。ゼミ生諸君、この種のドキュメンタリー番組は忘れずチェックして見よう。頭が柔らかくなる。きっと武器になる。

番組内で日清食品の安藤徳隆社長が「(カップヌードルのような)定番をいかに進化させていくか」「その時代の流れを汲み取りながらブランドの鮮度を保っていく」という話をしていたけれど、これを自分に当てはめれば、「経済学説史の講義で、アダム・スミスやカール・マルクスのような定番の登場人物に関して、いかに新しい(&魅力的な)内容の講義をできるか」ということになるのかな。90分×15回を話しきるだけの内容はすでに十分に頭の中にあるけれど、それらが今の学生の関心にダイレクトに訴えかけるかどうかは怪しい。それらを今の学生の関心に合わせていかに進化させていくか。3週間後には(25年目の!)新学期が始まる。

【0】

*1:40過ぎてから始めた英会話が(6年ほどかけて)何とか仕事で使えるレベルになったので、52を過ぎてから本気で始めたロシア語についても、どこか楽観的である。長期戦である。「すぐに話せる●●語」なんてのは嘘、絶対にありえない。