Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ロシア語の数の表現

授業のない火曜日だが、朝一から16時まで某会議、16時から18時過ぎまで明後日の授業(人権特講)の準備で、一日を終える。『標準ロシア語入門』の復習(2巡目)は133ページまで(全227ページ)。帰宅後、内田健介さんのロシア語文法講座の動画(YouTube)も視聴。

ロシア語の勉強も開始からすでに1年4か月になろうとしている。あくまで個人的見解であるが、ロシア語の初級文法には大きく2つの山(難所)があるように思う。1つが動詞の体(不完了体/完了体と定体/不定体)であり、もう1つが数の表現(時・年齢などの表現)である。両者ともたいへん複雑な内容であり、どのテキストも解説の内容・仕方に過不足があり、複数のテキストを読み比べないと全体像がなかなか頭に入ってこない。

今年の3月12日に「ロシア語の数の表現の修得は本当に骨が折れる」*1と題する日記を書いているが、その「骨が折れる」状況が依然として続いている。『標準ロシア語入門』(2巡目)は今日から第29章(全43章)、いよいよ数の表現が始まる。『標準ロシア語入門』で数の表現が扱われているのは、第29-34章および第39-41章と実に9章にも及ぶ。数の表現がいかに複雑であるか、これだけでもおわかりいただけよう。初級レベルのテキストをひつこく繰り返しているのは、この2つの山の理解を完璧に理解しておかないと、先に進めない(無理やり進もうとしても間違いなく跳ね返される)からである。まさに「漏れ」なく理解できなければならない。

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