Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

経済学史学会第86回大会(第2日)

学会2日目は自宅PCから参加。午前の報告2本、午後の共通論題を拝聴する(視聴のみ、発言なし)。学会終了後、風呂、晩ご飯という流れになり、結局一日中自宅で過ごす(外出なし)。

『標準ロシア語入門』の復習(2巡目)を終えたので、今日から『ロシヤ語四週間』の復習(2巡目)を開始する。全366ページ。今日は64ページまで進む。最初のあたりはまだかなり平易なので、サクサク進む。

このテキストを最初に完走したのは2021年8月29日。その直後、2021年9月上旬に2巡目を始めようとしたが、タイミング悪く東大集中講義のために中断を余儀なくされ、そのまま手付かずになっていた。初級~中級レベルのテキストでは、最も文法解説が詳しく、語彙も豊富なので、最初の完走までにかなり骨が折れた記憶があるが、名著であることは間違いない。昭和36年(1961年)初版。amazonにこのような好意的なレビューが寄せられているが、本当にその通りだと思う。

若い人は、目も向けない教科書なのかもしれない。しかし、実にしっかりと書かれた教科書だ。長い風雪に耐えた教科書とはこういうものなのだろう。数詞、比較級、動詞の変化など、しっかりと書かれており、あらためて納得するような記述も多い。動詞の変化も全面的にしっかりと記述している。今の普通の教科書がいかに手抜きかがよくわかる。・・・入門書としては不適だと思う(大半の人は挫折すると思う)。普通の基本書をほぼマスターした後の基礎固めとして用いるのが良いと思し、得るところすこぶる多いはずだ。

ここ数日のうちに、僕の長年敬愛するバンドの1つYESのドラマーAlan Whiteが亡くなったり、拙稿が掲載されている『マルサス学会年報』第31号が届いたりしたけれども、それらについてはまた後日、時間的・体力的余裕ができた時にでも。

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