いよいよ卒業式が明後日に迫ってきた。その準備のために終日を費やす。
今日は鼻炎薬が効きすぎて、始終頭がぼぉーとしていたし、しかも下痢気味。校舎の改築工事も超至近距離で行なわれていて、すさまじい騒音だった。もともと読んだり書いたりできない一日だったから、その意味ではいちばん有効な形で一日を利用できたかもしれない。
例年、卒業証書と一緒に卒業論文集を手渡しているが、今年はゼミ生から「ゼミで撮った写真が欲しい」というリクエストがあったので、2年半分のデジカメ写真を整理する。膨大な量だったので、740MBのCDに収まるよう仕分けするのに手間取る。動画もあったがファイル容量が大きすぎて断念。16人分をCDに焼く。これだけで半日がかり。
入ゼミ前の見学時に書いてもらったアンケートも、入ゼミ時の申込書も、すべて保存してある。16人のうち5人は1回生の「経済学ワークショップ」(いわゆる基礎ゼミ)からのつきあいなので、1回生の時に書いてもらったレポートも手元にある。それらすべてを彼らに返却するつもり。4年前の自分が書いた拙い文章と対面すれば、4年間の成長をきっと実感できるはず。そういった書類の整理に2時間ほど。
卒業論文集の製本費用は、FD活動(ご父母への公開授業)の一環として大学に補助を申請しようと考えているが、申請書に添付するご父母のアンケートが行方不明。1時間ほど探すが見つからない。明日へ持ち越すことを余儀なくされる。
途中、同業者のU宮さん、教え子(大学院ゼミ)のM本君が来訪。M本君とはどうも昨日みんぱくですれ違っていた模様。
帰宅後、急にけだるさと悪寒が身体を襲う。力が入らない。風邪のひきはじめかもしれない。卒業式に穴を開けるようなことがあったら大変なので、大事をとって葛根湯を飲み、23時には就寝する。
