Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

2005年度最後の日に思うこと

夕方までは読書などをしてのんびりと過ごす。夕方から東鴨川大へ。T中先生から学位(僕の場合はいわゆる「論博」)の申請・認定のプロセスについてご説明いただく。北大和川大と段取りが微妙に違っていて、東鴨川のほうがワン・ステップ余分にある。いずれにせ…

クリムゾンを聴け

今日の花見会で5期生にキング・クリムゾンのファンがいることが判明。一気にゼミ生との心理的距離が縮まりそうだ。キング・クリムゾン。それは男たちによる男たちのための音楽。ステレオの前で正座して黙ってこの3枚を拝聴せよ。宮川泰さんは出棺の音楽を「…

5期生花見会@万博公園

昨日も寒かったが、今日は昨日以上に寒い。しかも目覚めたら昨夜からの雨が降り続いている。今日は14時から万博公園にて5期ゼミ生の花見会が予定されているのだが、果たして中止か、それとも決行か?午前中は整体。長期の出張で疲れた身体を癒してもらう。施…

いよいよ2006年度が始まる

普段は、1限目の授業を担当していないかぎり、9時に大学に来るなんてことはないのだが、今日は少々特殊な事情があった。実は出張期間が3回生編入生のゼミ申し込み期間とぴったり重なっており、事務室からのメールで1名の申込者があることを出張先で知った。…

日本イギリス哲学会@早大(2日目)

「ウォレスの進化理論」に関する第一報告(9:00-10:00)と「福祉国家の哲学的基礎」に関する第三報告(11:10-12:10)を聴く。*1第三報告の報告者は何と大御所S谷先生。大会組織委員会や第三者からの依頼ではなくご本人の自発的なエントリーとのこと。その衰えを…

日本イギリス哲学会@早大(初日)

事務局補佐という身分のため、ほぼ終日受付業務に携わる。次期事務局への引継などもあったため、人手が足りず、14時を過ぎてようやく昼休みをとることができた。受付を手伝ってくれた早大生に教えてもらった早大生御用達のラーメン屋「メルシー」に行ってみ…

ヒュームとスミスの会@早大

8時に目覚めるまで丸太のように眠っていた。*1疲労感は多少収まってくれたが、そのぶんお酒が身体に残ってしまっている。軽い二日酔い。仕事が午後からなのが救いだ。少し早めにホテルを出て、高田馬場から早稲田まで歩いたが、残念ながら、日曜日なので早大…

経済理論史研究会@慶大

前日までの疲れを引きずったまま7時過ぎに起床。京都駅を9時過ぎに発車する新幹線に乗って東京へ。11時半前に品川駅着。怒涛の3泊4日がついにスタート。13時から理論史研がスタート。『かの高貴なる政治の科学』の翻訳者の一人である大御所N先生もご出席され…

何とか間に合った

昨夜の就寝が早かったこともあり、6時には目が覚めた。いつもよりも少し早めに千里山大へ。理論史研のレジュメの最後の手直し。昼前に脱稿。何とか間に合った。午前中だけでかなり疲労困憊してしまい、頭が動いてくれそうにないので、午後はHPの更新などをし…

5期生座禅会@霊山観音

nakcazawaゼミの春休み行事として定着しつつある「座禅会」を敢行した。一昨年・昨年に続き今年が3回目で、今年も京都東山・霊山観音*1のお世話になった。「緊張感のある場を体験する」「自分自身の心と身体との関係について哲学的思索をめぐらせるきっかけ…

脳内エンジン擦り切れそう

2005年度最後の教授会だったが、3日後に迫った経済理論史研究会のことで頭がいっぱい。教授会の前後の時間を利用して、何とか仮レジュメを作成し、事務局担当者、司会者、他の報告者に送る。今回の研究会は(昨年7月に翻訳が出た)『かの高貴なる政治の科学』…

怒涛の一週間が始まる

明日からの一週間はスケジュールがかなりタイトだ。明日22日は学部教授会。23日は5期生座禅会。24日に経済理論史研究会のための報告レジュメを仕上げて、25日から28日まで東京出張。*129日は大学院委員会。31日締切の校正原稿を抱えているし、その日は5期生…

研究者に戻る

卒業式の翌日であり祭日でもあるが、経済理論史研究会のコメント準備が遅れているので、千里山大へ。まる一日、レジュメの作成。昨日は15時くらいに卒業式関連の行事が終わり、キノハチが開店する18時まで、ゼミ生たちは僕の研究室で時間をつぶしていた。彼…

卒業式

昨日の粉雪が嘘のように、これ以上望みようのないほどの春らしい陽気に恵まれた。今日をもってゼミ生16名が通い慣れた学び舎を巣立ってゆく。一人一人に卒業証書を手渡す。贈る言葉は「おめでとう」よりも「ありがとう」。教師としての最高の幸せを感じられ…

大文字登山

「大文字山に登らない?」という僕の気まぐれな呼びかけに職場の同僚三人がいち早く賛同してくれた。大文字登山を含む京都(東山)観光の一日。僕にとって約5年ぶりの大文字登山だ。11時半に「銀閣寺道」バス停で待ち合わせして、銀閣寺→大文字登山→哲学の道→…

中国語を学ぶ

僕は今でこそ18世紀イギリス経済思想の研究者であるが、Iさんの専門分野である中台経済はまったくの門外漢ではない。学部4・5年、修士課程1・2年、博士課程1・2・3年の7年間にわたって、僕はH先生のもとでアジア経済を学んだ。単位とは無関係に、純然たる知…

父の背中

去る1月8日に留学先の台湾で急死された同僚Iさんの「お別れの会」が勤務先の千里山大学で催された。故人は中台経済研究の第一人者だっただけに、内外から多数の参列があり、会場は超満員。文字通りの「盛会」であった。台湾の陳水扁総統、李燈輝前総統からも…

面会三昧

昨日とは一転して学生との面会だけで一日が終わってしまった。院生のM本君、H置さん、学部ゼミ生のHさん、F田さん、T屋君、O田君と。H置さんには北海道土産を、F田さんにはイタリア土産と沖縄土産をありがとう。今月末で卒業するOKB君からM本君へと4期ゼミの…

研究三昧

会議はなく、ゼミ生との面会予定もなく、突然の襲撃も受けなかったために、まる一日集中して自分の研究にとりくむことができた。こまぎれの時間ではできないことも多いから、こういう日に恵まれるのは本当にありがたい。ただ、ずっと机に向かって座りっぱな…

円通寺を訪れる

一日中自宅で仕事の予定だったが、これ以上望みようがないほどの好天に恵まれたため、急遽予定を変更。日曜日に参拝を断念した円通寺を訪れることにした。寺社仏閣を訪れるのは好きなほうだと思う。お気に入りの仁和寺、醍醐寺にはこれまで何度も足を運んで…

デスラー総統

11時半から整体の予約を入れていたのだが、整体師のFさんが曜日を勘違いされていて45分もの大遅刻。施術を終えて千里山大の研究室に到着したのは15時前。15時から3期生Oさん、16時から5期生Tさん、17時から番外ゼミ生M君と面会。今日は整体とゼミ生との面会…

HOMECOMING DAY

寒い。季節外れの雪。それは惜別の雪?北大和川大学での特別研究会「貨幣理論の現状と展望」に出席。3月末をもってご退職されるM木先生*1を囲む研究会。院生時代、僕は直弟子ではなかったけれども、先生の厳格な学究姿勢と誠実なお人柄に惹かれて、ゼミに出…

シンデレラ

深泥池・円通寺*1界隈をサイクリングすることを昨夜から計画していたが、生憎の悪天候で断念。意気消沈して、14時くらいまで無為に過ごしてしまう。「こんな休日の使い方はもったいない」と思って、ジュンク堂書店河原町BAL店に出かける。そこを2時間ほど徘…

自分自身はいちばん近い他人

T島君からK藤君へのアドバイスの一つに、「一日10分でもいいから、毎日教職の勉強を続けるほうがいい。1日8時間集中して勉強しても、3日も空けばほとんど忘れてしまう」と。「ブログもそういうものかもしれない」と勝手に信じて自分を慰めている。率直に言っ…

教え子の成長

早く起床したこともあり、9時過ぎには研究室に到着。午前中は『かの高貴なる政治の科学』を読む。13時から4期生T尾さん、15時から昨年3月に卒業した2部ゼミ生T島君&5期生K藤君と面会。T島君とは、卒業式以来、約一年ぶりの再会となる。彼は2度目のチャレンジ…

またまた学会事務局のお手伝い

某学会の事務局の仕事の手伝い(役員選挙の開票作業)で東鴨川大学へ。*1一人一人の名前が読み上げられるたびに「正」の字を書いていく。この種の原始的な単純作業は「たまに」すると楽しい。*2師匠T先生(その某学会の現会長)からは、毎度のごとく、「nakcazaw…

為春会

仕事としては学部教授会と大学院委員会だけだったのだが、どちらも議案が多かったので、すべてが終わったのは18時前。18時開始予定の「為春会(いしゅんかい)」出席のため急いで梅田に向かう。「為春会」というのは、毎年今頃の時期に開催される学部単位の懇…

教育問題としてのトイレ

知人のブログで紹介されていて知った。http://www.shikoku-np.co.jp/news/education/200603/20060307000434.htm女性にはこの問題の切実さがなかなか理解してもらえないと思うが、記事に書いてある通りである。記事では「からかわれる」という柔和な表現が用…

FD委員としての仕事が事実上終了

12時から2005年度最後のFD(授業改善)委員会。2004年10月から1年半にわたって経済学部選出委員を務めてきたが、事実上今日をもって委員の仕事から解放されることになる。*1その間、FDフォーラムでは報告を2回、司会を1回を担当し、それぞれに対して報告記事を…

旧友再会

帰阪中の北大和川大砂糖ゼミの後輩Wさんと会う。学会等でちょこちょこ遭遇(ニアミス)していたものの、ゆっくり歓談する機会を持つのはおそらく10年ぶりくらい(ゼミ合宿以来)だろう。10年前は二人ともまだ学生だったが、今はともに大学教員になり、それなりに…