Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

1回生課題レポートの添削

昨日に引き続き「ザ・梅雨」といった天気。授業なし日だが大学へ。終日を1回生(経済学ワークショップ1)課題レポートの添削に充てる。課題レポートについては、5月21日の授業にてグループワーク形式で(学生相互で)添削させる予定だったが*1、新型インフル…

あなた/傘がない/「いちご白書」をもう一度

梅雨シーズン真っ盛り。猛烈な湿気。午後から雨も降り出して、次第に強くなってきた。春学期の授業も残り10日余り。いよいよゴールが見えてきた。2限、経済学説史。『国富論』第4篇の解説。アメリカ植民地問題を中心に。3限、マルサス学会報告原稿の手直し。…

日曜出勤はやっぱりしんどい

日曜日だが、仕事が山積みのため、大学へ。マルサス学会での報告レジュメの手直し。やはりまる一日寝かせると、ずいぶんと違った角度から読み直すことができる。「結び」を大幅にいじる。残り2回(6月29日と7月6日)となった「経済学説史」配布資料の作成と…

「最近筋トレをサボってませんか?」

経済学史研究会@関学に出席する。研究報告2本。1本は道徳哲学史について、もう1本は転形問題について。どちらも既存の研究に対する報告者のコントリビューションがうまく理解できない。もう少しプレゼンに工夫が欲しい。不完全燃焼のまま終わってしまう。例…

学会報告レジュメの作成

授業はないけれども仕事日。研究室へ。2週間後に迫った第19回マルサス学会大会の報告用レジュメをまる一日かけて作成する。概ね完成。図表込みでA4・10ページ。無理やり8ページに押し込むこともできたが、ご年配の方々の目の負担を考慮して、活字12ポイント&…

「カップめん」試食会

昨夜はぐっすり&たっぷり眠った。その前夜の睡眠不足を十分に補った。3限は8期(3回生)ゼミ。4限は7期(4回生)ゼミ。7期は今日から通常形態(テキストにもとづくゼミ生の報告)へと復帰。別のクラスで別のテキストを用いているのに(8期は諸富『孤独である…

待ち遠しい夏休み

春学期の授業も残すところ各々2〜3回。いよいよゴールが見えてきた。今年の夏休みは久しぶりに原稿書きと無縁である。思う存分新しい情報をマイペースでインプットできる。現代中国関係の書物を読む耽るつもりだ。ここ数か月、古本屋で見つけては少しずつ買…

一夜明けて

昨夜は3時半くらいまで悔しくて眠れなかった。当然のように、今日は終日睡魔と戦うはめに。頭(理屈)ではわかっているのだよ。口頭試問はあくまで「試験」であって、学会発表ではないから、ひたすら批判的される場であることを。ほめ言葉をいただけるはずの…

人生最後の試験は悔しさいっぱい

10時半から東鴨川大学経済学研究科にて学位論文の口答試問(公開審査会)。悔しさいっぱいの1時間半であった。今日くらいは欲深さを許してもらいたい。おそらく人生最後の試験である。16年間を費やして書き上げた学位論文である。「可」でも「良」でもなく、…

明日は口答試問

いよいよ明日は口答試問。1限は配布資料の最終確認とコピーに充てる。2限、経済学説史。絶対優位、比較優位、ISバランス式を念入りに復習した(今度こそ理解しておくれ!)後、『国富論』の第2・3篇へと進む。生産的労働論と投資の自然的順序論を中心に。同…

「世界革命」

休日。旧友Mさん来訪。歓談。ドラムを披露する。お見送りついでに、近所を散歩する。北鴨川大キャンパス&吉田山へ。校舎の改築に次ぐ改築で旧教養部キャンパスの外観はすっかり変わってしまったけれども、掲げられている横断幕の内容は20年以上たっても基本…

高校の同窓会誌への寄稿

昨日の雑務の残り。高校の同窓会誌に寄稿する文章(2500字)を書く。まだまだ時間に余裕があると思って気楽に構えていたら、今日が締切だった。23日(火)の博士論文口頭試問の準備のために若干の資料を漁る必要もあったので、研究室で執筆することに。来客…

雑務一掃ならず

午前中は整体。午後から大学へ。研究室で7期生からの連絡を待ちながら*1、「雑務」と名のつきそうな仕事を手当たり次第に片付ける。研究費関連の書類作成(出張申請・出張報告・学会会費・図書費・英文校正費)。経済学史学会関西部会次回例会の案内ハガキの…

7期ゼミ(ほぼ)復活!

昨日、少し飲み過ぎた。おかげで目覚めが悪い。木曜日の授業は午後に4コマなので、ゆっくりと出勤する。3限、8期(3回生)ゼミ。2期生・3期生では頻繁にテーマとなっていた「死」がこの学年で初登場。*1しかし、哲学を前面に掲げて募集した(哲学に魅せられ…

ミル『原理』:生産的労働論と分業論の位置

1限、8期生HYSさん&O江君とゼミ報告の打ち合わせ。時刻が時刻なので、絶対に大遅刻すると予想していたが、予想に反して二人とも無事に定刻来訪。2限、基礎演習(ディベート入門)。前回はプレゼン技法を中心に指導したが、今日はレジュメ作成に向けて、立論…

伏見・藤森神社

午前中は自宅で明日の大学院の授業の予習(ミル『経済学原理』)。午後は伏見の藤森神社まで紫陽花を観に行く。曇天の平日ということもあって、驚くほど人影はまばらで、ほぼ貸し切り状態であった。一昨日訪れた三室戸寺の紫陽花苑とは比べものにならないほ…

ひたすら授業

2限の「経済学説史」では、NHK教育「出社が楽しい経済学」を利用しつつ、リカードウの比較生産費説をインターミッション的に解説する。3回目(春学期最終)の授業アンケートを実施する。次回から教科書に戻り、『国富論』の解説を続ける予定。昼休み・3限は…

宇治・三室戸寺

有効期限が今日までの京阪電車の土日回数券が残っていて、無駄になるのがもったいない気がしたので、急遽、宇治の三室戸寺まで紫陽花を観に行くことにした。http://www.mimurotoji.com/三室戸寺を訪れるのは今回が初めてだ。京阪宇治線三室戸駅下車、東へ徒…

新ゼミ生(9期生)募集要項

午後は研究室に戻って、新ゼミ生(9期生)の募集要項を執筆する。昨年と同じ内容でもかまわなかったのだが、新鮮味がまったくゼロでは指導に際して緊張感を維持できないように感じたので、共通テーマ(昨年は「空気を読む」と「人間(友だち)関係」)をいじ…

日本人口学会

昨日から千里山大学で日本人口学会全国大会が開催されている(明日まで3日間)。僕は会員ではないが、開催校スタッフは無料で聴講できるとのことで、今日(2日目)の午前中のセッションに参加させていただき、現代中国の人口・民族問題についての報告を2本拝…

最近のいただきもの

最近は一冊読んでいる間に三、四冊いただいてしまうような感じで、読むほうが全然追い付かない。嬉しい悲鳴である。重商主義―近世ヨーロッパと経済的言語の形成作者: ラース・マグヌソン,熊谷次郎,大倉正雄出版社/メーカー: 知泉書館発売日: 2009/06メディア…

摂津本山(岡本)へ

暑い。と言うより、日差しがとても強い。油断すると熱中症になりそう。拙著を非常に高く評価して下さった大ベテランT橋先生からご招待され、先生の地元・摂津本山(岡本)で昼食をご一緒させていただく。恩師T中先生は、東鴨川大に勤務される前、この岡本に…

1回生のプレゼンの巧さにびっくり

授業が4コマ。とにかく多忙。労働密度が高すぎる。特筆すべきは5限の「経済学ワークショップ1」だろう。受講生21名を8つの班に分け(各班2〜3名、メンバーはあみだくじで決定)、今日から4回にかけて(各回に2班ずつ)各班30分間のプレゼンを行ってもらう。…

O田さんの追悼文

昨日下書きしたO田さんの追悼文において、履歴の一部に曖昧なところがあったので、関係者3名にメールで問い合わせたところ、たいへんありがたいことに、3名ともが即日で返事をくださった。正確な生年月日や出生地なども判明した。掲載予定の学会誌の締め切り…

伏見稲荷大社

授業なし日で、学生との面会アポも入っていないため、出勤せずに自宅で過ごす。午前中は3月に急逝されたO田さんの追悼文(学会誌に掲載予定)の下書き。誰が指導教員だったかなど細かい点については、関係者への確認が必要だ。午前中だけで頭が疲れてしまっ…

特筆すべきことのない・・・

1限は2限の講義の準備に充てて、2限「経済学説史」ではいよいよ今回から『国富論』本体に突入する。『道徳感情論』と『国富論』の冒頭部分の比較を枕にして、「序論」と分業論の解説へと進む。高度成長期の日本経済の構造を説明する上で便利な道具が『国富論…

語学講座&扇町プール

休日。午前中は録画していた中国語講座(「テレビで中国語」)を2本観る。おそらく運動不足が原因だと推察される体(特に下半身)のだるさが我慢の限界を超えてしまったので、午後から扇町プールまで泳ぎに行く。*1正解だった。泳ぎ終わって帰る頃には、だる…

東京まで日帰り出張

プログラムが魅力的(めったに聞けない近世スペインの政治思想&TJさんのジョン・ロック)だったので、近代思想研究会(於慶大)に日帰り参戦する。収穫大。特に『人間知性論』が寛容論の基礎理論として読解できるという視座には大いに啓発された。日帰り参…

そんなわけはありまへん

昨日、研究棟の廊下で、同僚のW森さんと立ち話をした際、「nakcazawaさんは先週末東京行ってて、そのまま休みなしで、今週ずっと授業してるんでしょ? 僕と一緒で月曜の午前から授業あったよね。元気あるよね。若いよね」と言われたのだが、そんなことはあり…

3回生が1回生を相手に模擬ゼミを行う

今日も昨日と同様に労働密度の高い一日。とにかく疲れた。午前中は来週月曜日の大学院の授業(修士論文指導)の予習に充てる。(昨日の博士課程の授業でも少しばかり使用した)伊丹敬之『創造的論文の書き方』をテキストとして用いる(4回にわたって輪読する…