終日、某会議。他に何もできず。夕刻、最初の教え子(通称「ゼミ0期生」)SMZ君と梅田で会い、二度目の転職の報告を受ける。新たな門出に幸あれ。
【8293】
終日、某会議。他に何もできず。夕刻、最初の教え子(通称「ゼミ0期生」)SMZ君と梅田で会い、二度目の転職の報告を受ける。新たな門出に幸あれ。
【8293】
休日。この本を読んで過ごす。
至福の時間であった。最初から最後までワクワクしながらページをめくった。興味深いエピソードが満載*1で、それだけでも十分に面白いが、それ以上に史実に関する文献考証とそれにもとづく考察がきわめて緻密で、これは立派な昭和演劇史の研究書だ。どこまでも作り込んだ笑いを追求し続けたドリフとそれとは対極の笑いを追求し続けたライバル萩本欽一との対比的考察には、蒙を啓かれた。いかりや長介と志村けんの「二人の年齢差は19歳あった。やがて志村がいかりやに反抗することになるのは、実の父との間に経験できなかった反抗期を取り戻すかのようである」(p.165)という一節がとりわけ印象に残った。田中秀夫・佐藤光両師匠(ともに1949年生)と自分(1968年生)との年齢差が同じ19歳だったことにもふと思いが及んだ。購入後2年間積読が続いたが、もっと早く読むべきだった。ここ5年くらいの間に読んだ本の中でいちばんの傑作だったように思う。
昼過ぎに母から電話があった。自分が最初に受話器をとったのだが、息子が友だちをわが家に呼んでいて少々騒がしかった(→耳鳴りの激化)せいか、電話の声が全然聞き取れず、会話が続かない。3回連続聞き返した時点で諦めて、妻に受話器を渡して代わりに用件を聞いてもらった。難聴の症状は7か月かけて着実にやわらいできているのだが、電話での会話はまだ難しいのが現状だ。
【7】
*1:いかりや、高木、仲本、加藤、荒井の5人にメンバーが固まるまでのドリフの変遷にびっくり。純粋なバンド時代の初期メンバーに、坂本九や木の実ナナが含まれていたとは。加藤は想像を絶する極貧の少年時代を送っていたのだな。いかりやはごく初期段階から笑いへの強いこだわりがあったが、加藤にはそれがまったくなく、ドラマーとしての自分のスキルアップに余念のない生粋のミュージシャンだったようだ。
大学へ。日中は、ほぼ終日、某会議。帰路、2024年4月23日以来、4か月半ぶりに扇町プールに立ち寄る。水中ウォーキングを中心に体(特にふくらはぎ)をほぐす。たいへん気持ち良かった。
今日はこの本を読了。円高・デフレ時代(2011年)に公刊された本なので、円安・インフレ時代の今になって読むとある意味新鮮そのものであり、また著者がどのくらい未来を見据えていたのかもわかって、たいへん興味深い。具体例を少し入れ替えれば、今でも十分に読みごたえのある良書。
【10159】
出張疲れを予想外に引きずってしまい、本日は臨時休業。明日は出勤日(某会議)なので無理はせず。昼寝を挟みつつ、リハビリ読書をのんびり楽しむ。2冊読了。
アウトプットが、インプットを超えることは絶対ありません。なので、良いアウトプットを出し続けるためには、常にインプットを続けなくてはいけません。(『「劇薬」の仕事術』88ページ)
ここ数年、アウトプットしなければならない(特に英語で)という気持ちが強すぎて、インプット不足になりがちだったことは事実。だからこそ、リハビリ読書と銘打ってインプットし続けているここ1か月ほどは、毎日が実に楽しい。
【6】
昨日から今日にかけて宿泊した木場のビジネスホテル(デイナイスホテル東京)は当たりだった。たまたまだと思うが、1人なのにツインの部屋をあてがってもらえて、広々とした空間を味わえた。防音がしっかりしており熟睡できた。10階の部屋ということで、眺望も楽しめた。
ピークを過ぎている(9時前後)と言えども、噂に聞く東西線の朝ラッシュはなかなかえぐいものがあった。運良く日本橋で座れたので、あとは高田馬場までのんびりと。大手町で一気に下りるわけでなく、意外なことに、竹橋でドバッと下りた。九段下でさらにドバッと。東西線からJRに乗り換えた高田馬場駅は、メトロもJRも僕の見たかぎり階段オンリーでエスカレーターがない。設置できないほど通路が狭いわけでもない。こりゃ、お年寄り、しんどいぞ。僕もしんどかった(すっかりオッサンやんけ・・・)。
10時からヒューム研究学会2日目。研究報告3本。『イングランド史』の解釈をめぐる桂木先生と坂本先生の激しい議論がたいへん面白かった。16時半に終了。来年のヒューム研究学会は福岡大学で開催。すでに3名が来年の発表希望を表明。活動が活発だな。マルサス学会もこれくらい活発であって欲しいのだが。
昨日に続いて秋葉原で夕食。ゼミの初期メンバーであるOKMT君とHKさんが週の真ん中にもかかわらず、おつきあいしてくれた。お店はこちら。焼き鳥好きの僕のために、OKMT君がセレクトしてくれた。個人的には、パクチーの浅漬けがめちゃうま。
20時半過ぎに解散。東京駅から最終ののぞみに乗って、0時過ぎに京都の自宅へ無事帰還した。
【7654】
昨夜は翌日(つまり今日)に備えて普段より早く12時に布団に入ったのに、こんな時に限って3時半を過ぎても頭がさえて寝付けない。睡眠不足を引きずったまま7時に起床し、京都10時13分発ののぞみに乗車して、東京を目指す。新幹線の車内では、当然のことながら、ほとんど眠っていた。13時過ぎに目白の学習院大に到着。学習院大を訪れるのは、2005年8月(ヒューム研究学会)、2016年3月(日本イギリス哲学会)以来、3度目になる。
第1日のプログラムは、13時半開始、研究報告2本、出席者16名、17時までみっちり議論。元指導院生のKBKくんとの会食を優先して、懇親会を珍しく(笑)不参加。彼とは秋葉原~浅草橋で会食し、22時過ぎに解散。23時前に木場(初めて!)のビジネスホテルにチェックイン。気まぐれ台風さえなければ、宿泊ホテルは大塚だったのだが。明日(10時開始)はメトロ東西線の朝ラッシュが心配(ピークは過ぎているはず)。
2024年9月3日は、"Neil and Rush and Me" 史上おそらく初めて、1日のPVが300を超えた。なんでやろ? たいしたことはぜんぜん書いてないんやけど。
【9425】
台風一過・・・かな? 5日ぶりに大学へ。明日・明後日の東京出張の準備、マルサス学会事務局の仕事など。残った時間を読書に充てる。今日も2冊読了。
個人HP内の「拙著・拙論に対する学界の反応」を久々に更新した。(おそらく漏れもまだ多く残っているだろうが。)
https://www2.itc.kansai-u.ac.jp/~nakazawa/gakkaihannou.html
【8402】
気まぐれな台風10号が台風であった間、京都の天気はすこぶる良かったが、勢力が弱まり熱帯低気圧に変わった今日になって、ようやく雨が降り始めた。昨日の時点では、9/2に東海道新幹線が運休する可能性があったので、大事をとって9/2-4の旅程を9/3-4に縮め、ホテルもキャンセル後に新たに探さねばならなくなったが、今日になって9/2の東海道新幹線は始発から通常運行とのニュースが届く。もう1日早くわかれば、変更せずにすんだのに。この4日間、予定は一転二転。振り回されっぱなしである。
久々に外出(近所のスーパーへ行っただけ)した以外は、例によって自宅で読書に耽る。2冊読了。
どちらもずいぶんと長い間本棚に眠っていた。いや、「今か、今か」と出番を待っていた、と言うべきか。さしたる理由もなく今日たまたま手に取って一気に読み終えてしまった。もしかして気まぐれ台風さんのお導き?
【2842】
のろのろふらふらと進む気まぐれ台風は本当に腹立たしい。これで4日間、自宅にほぼ缶詰め。大学に行けなくなったことで、有効期限が8/31のHUBのクーポン(会計30%オフ)が使えずに終わった。嗚呼、もったいない。しかも今日になって、9/2の東海道新幹線に計画運休の可能性が報じられた。ヒューム研究学会(9/3-4, 学習院大)参加のために、前日の9/2から東京へ行く予定だったが、前日入りを諦めて、9/3午前の列車に振り替える決断をした。9/2-4(2泊3日)で予約していた大塚のビジネスホテルもキャンセルを余儀なくされた。今になって9/3-4(1泊2日)のホテルを新たに探しても、直前ゆえ平日でも軒並み高価格で頭が痛い。目白(学習院大)からけっこう離れてしまうが、何とか木場に安価なビジネスホテルを見つける。東西線から山手線に高田馬場で乗り換えて目白まで30分。まぁ、許容範囲か。
いちばん気の毒なのは、こんな時期に日本をたまたま訪れてしまった外国人観光客だと思う。
読了。むちゃくちゃおもしろかった。勉強になった。これで8月2日の読書再開から30日間で27冊を読了した。自分の人生において読書が(まるで呼吸のように)いかに欠かせない営みであるかを再認識できた1か月であった。
【6】