Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

練習問題を解くことの大切さ

経済学史学会の特命会議(のようなもの)に召集され、10時半から12時まで参加する(オンライン)。午後は17時過ぎまで某闇仕事。

終了後、20時までロシア語の勉強。長野俊一『ゼロから始めるロシア語』の練習問題8は本当に骨が折れ、2日かけても解ききれない。しかし、この教科書はとりわけ練習問題が素晴らしい。本当によくできていて感心する。amazonのレビューでもそのことが触れられていたが、この練習問題を解いてくと、重要な文法事項を繰り返し復習することになり、自分の弱点を把握できて、定着度が劇的にアップするのである。二度、三度と繰り返しチャレンジすると、教材の配列と単語の選択が絶妙であることに気づく。問題を解いていて「こんな単語、見覚えないぞ」と一瞬思っても、実はそれまでのページにしっかり登場しており、読み流したために記憶に残っていないだけなのだ。「理解したつもり」は本当に怖い。練習問題を解くことによって、自分の「理解の浅さ」が眼前に立ち現れてくる。最初から最後まで、ロシア語で書かれた基本文のすべてに、発音補助としてのカタカナルビが付されているのもありがたい。本書にあえて注文をつけるとすれば、巻末に単語索引が欲しかったことだろうか。それさえ付けてくれていたら最高・最強のロシア語教科書だと思う。(ただし、練習問題を解かずに読むだけでは、この教科書の価値は絶望的なまでに下落してしまう。)

今日でロシア語の勉強を本格再開して40日目になる。途中何度か息切れしそうになりながら、それでもほぼ毎日2~3時間の勉強を継続して来られた。3月に入ったら、優先すべき他の仕事も入ってくるので、語学の勉強に集中できるのは残り3日となる。最後まで気を抜かずがんばろう。

【5488】

18期生卒業論文集完成

午前、GoLD(短期留学)プログラム委員会(委員長なので議事進行)。18期生卒業論文集が完成・納品される。表紙をデザインしてくれたYMSTさん、印刷を手伝ってくれたKRSK君とMTBR君に、特に大きな感謝の気持ちを捧げたい。

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午後、教授会と大学院委員会。ロシア語の勉強を2時間ほど(昨日1日休んでロシア語への学習意欲が少し復活)。『ゼロから始めるロシア語』の練習問題8(不定人称文、受身、時の表現、関係代名詞、接頭辞など)はかなり難しく、1日で解ききれなかった。学会関係のメールのやりとりでも多忙。

【6531】

限界効用逓減

休日(天皇誕生日)。娘のリクエストに応えて二条公園へ。息子と3人で行ったが、まさか昨年4月以来(10か月ぶり!)とは。かなり肌寒く、13時前には帰路につく。春よ、はやく来い。

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そろそろロシア語の勉強の限界効用(学ぶ喜び)が逓減してきた。現時点の単語力・文法力ではとてもロシア語テキストは読めない。でも毎日「バイカル湖は世界で一番深い湖です」みたいな教科書の模範例文の暗誦が続くと、さすがに心が乾いていく。単なる力技の継続力だけでなく、新鮮さを失わずに続けられる工夫のほうも必要だ。練習問題を解くのはものすごく勉強になるけど、「面白いか」と問われて「面白い」と答えるのは難しい。

そんなわけで、ロシア語の勉強は小休止。その代わりに、子どもたちの就寝後、確定申告書類の作成。

【1809】

企画交流委員会から学会賞(研究奨励賞)審査委員会へ異動

10時から15時まで経済学史学会の会議。5時間はさすがに長い。終了後、しばし(1時間弱)放心状態に。16時くらいにようやく少し復活。最近の日々の日課である『ゼロから始めるロシア語』の練習問題7(与格・造格・数量詞などが範囲)を解く。2時間ほどかかる。最後に明後日の会議(僕が委員長を務めるGoLDプログラム)の配布資料を予習して、本日はフィニッシュ。

4月1日から経済学史学会常任幹事としての2期目(~2023年3月31日)に入る。1期目(2019年4月1日~2021年3月31日)は企画交流委員会の委員長を務めたが、2期目は学会賞(研究奨励賞)審査委員会の委員長を務めることが、今日の会議で決まった。

【7179】

1年ぶりのこどもみらい館

午前中は息子のリクエストに応えてこどもみらい館のこども元気ランドへ。昨年2月23日以来、1年ぶりに訪れたことになる。その直後にコロナ禍の影響で休館してしまい、やがて平日のみの利用再開となり、12月5日から土日祝日も事前予約者のみ利用可能(利用人数の上限あり)となっていた。そんなこととはつゆしらず行ってしまったが、ラッキーなことに予約のキャンセルのおかげで定員(おそらく15~20組くらい)の空きがあり、利用することができた。息子はそれなりに楽しんでいたようで、ままごと(ダイニング)のコーナーで僕が客の役をしていたら「野菜炒めでございます。ルイボスティーもどうぞ。」と謎の給仕をされた。ただ、コロナ対策の一環として、11時になると利用者をいったん完全に入れ替えるルールで、退館せざるをえなかった。寺町の進々堂にて少し早めの昼食を息子と二人でとる。

正午過ぎに帰宅し、少し休憩した後、15時過ぎに百万遍の古書店(吉岡書店)へ。ロシア・中国関係で収穫あり。cafe so what?さんに立ち寄って(こちらも超久々)から帰宅する。

子どもたちの就寝後、『ゼロから始めるロシア語』の練習問題6(動詞の不完了体と完了体、未来形が範囲)を解く。最初に読んだ超初級教科書『ゼロからスタート ロシア語文法編』の復習(3巡目)も開始。名詞の複数形は理解がまだちょこちょこ怪しい。語学は毎日少しずつでも続けることが大事。

【2228】

最初の小さな丘の頂きにたどり着く

土曜日ではあるが、大学院入試のために出勤する。受験生の欠席があった関係で、朝一と夕方の面接官が当たってしまい、長い待機時間を利用してロシア語の勉強を進める。

長野『ゼロから始めるロシア語』を最後まで通読する(第21~23課、接続法・副動詞・形動詞)。これで30年以上前に学部の教養課程の2年間で学んだ文法は一通り学びなおしたことになる。最初の小さな丘の頂きに到達したわけだ。もちろんこれで終わりではなく、(練習問題を解くなどの)理解の定着度を高めるための新たな登山が待ち受けている。ロシア語道はまだまだ険しいが、それでも文法体系の全体が見渡せる地点にたどり着いたことで得られる安心感はとても大きい。

これで調子に乗り、レーニンの詳論(ロシア語原文)を試しに訳そうとしてみたが、最初のたった2行を訳すのに30分以上も要してしまった。врач(医師)の複数生格形--врачей--がやや不規則な変化であることをわかっておらず、辞書すら引けず、いきなり足踏みしてしまった。基本がまだ全然ダメで、能力的に使いものにならない。前途多難である。

それはともかくとして、この一か月余りに読んできた教科書はすべて良かった。少しずつレベルを上げていった(超初級→初級→初級~中級)のも正解であった。今後も幾度となく参照し続けることであろう。

↓超初級

ゼロからスタート ロシア語文法編

ゼロからスタート ロシア語文法編

  • 発売日: 2019/05/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

↓初級

CD付き オールカラー 基礎からレッスン はじめてのロシア語

CD付き オールカラー 基礎からレッスン はじめてのロシア語

  • 作者:柚木 かおり
  • 発売日: 2019/05/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

↓初級~中級 ※「ゼロから始める」は看板に偽りあり(内容は素晴らしい。かなり網羅的)

ゼロから始めるロシア語

ゼロから始めるロシア語

そして、再登場だが、この露和辞典は本当に使いやすい。買いなおして大正解。

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【9469】

日本の経済思想をめぐる研究会

午前中はロシア語の勉強。長野『ゼロから始めるロシア語』を165ページ(第20課)まで読み進める。昨日の第19課は比較級、今日の第20課は最上級がテーマだが、学生時代に勉強したはずなのにほとんど忘れており愕然とする。

午後は「日本の経済思想をめぐる研究会」(残念ながらオンライン開催)に参加。ハワードの田園都市論なども登場し、たいへん興味深かった。

終了後、長野『ゼロから始めるロシア語』の練習問題5を解く(第9・10章の内容の復習)。格変化や往来の動詞は依然としてうろ覚えで間違えまくる。しかし、ノートを読み返せば、自分の弱点がただちに一望できるわけで、実際に手を動かして問題を解くことの大切さを噛みしめる、ここ3日間である。

【7728】

実践中

たいへん冷え込んだ1日。終日粉雪が舞っていた。休日にしたものの、ロシア語の勉強は少しだけでも毎日欠かさず続けたい。今日は長野『ゼロから始めるロシア語』(名教科書だと断言!)を158ページ(第19課)まで読み進め、復習として練習問題4(第7・8課の内容)を解いてみる。

今日読み終えた黒田龍之介『語学はやり直せる! (角川oneテーマ21)』にこう書いてあった。

語学は時間がかかる、いや、かけなければならない。
では、どこに時間をかければよいのか。
それはメインテナンス、つまり知識を維持するための復習に対して、である。(p.53)

語学をはじめたら、毎日欠かさず続けるのが理想。
…一日に勉強時間がどれだけとれるか。これをよく考えてから学習を開始しなければ、続けられないのである。
現代人は忙しいので、毎日一定時間を語学に捧げることは、想像以上に難しい。できれば週末にまとめてやりたいと考えるかもしれないが、それは奨めない。いや、土日はいつもより多めに勉強しようというのはいい。だがそれだけではダメで、毎日少しずつでもいいから、新しく始めた外国語に触れる時間を持つようにしたい。
…肝心なことは毎日やること…。
とにかく、毎日継続して学習できる時間を確保すること。一日十分の時間さえ取れないとしたら、残念ながら語学をやる環境にはないようだ。…。
さて、時間の使い方にはもう一つある。
学習をはじめる最初に、集中的に勉強する時間を作るのだ。
できれば、一週間、一日六時間くらいを外国語に捧げられれば、理想である。しかしそれは難しいという人が多いだろう。だったら三日でも二日でも、場合によっては一日でもいい。
一日限定、朝から晩まで外国語という「個人イベント」を企画してはいかがだろうか。(pp.189-92)

「どうしたら単語が覚えられますか」
学習者からもっとも多い質問である。教師だったら、何か秘訣を知っているのではないかと考えるらしい。
だが、そんな秘訣はない。自分でいろいろ試してください。よい方法があったら、こっちが教えてほしいくらいだ。
わたしの場合は、語学のプロだからということで、プライドにかけて意地で暗記した。
とにかく時間をかけて、頭に叩き込む。繰り返し繰り返し発音し、綴りをノートに繰り返し書く。…。
どの言語でも、特に頻繁に使われる千語くらいをはじめに丁寧に覚えなければ、先へは絶対に進めない。…。
はじめの段階では、入門書に出てくる語彙を丁寧にせっせと覚えていくだけでいい。(pp.198-9)

(自分が可能だと思える範囲内で)実践中である。昨日の日記にも書いたように、この3月末までにどれだけ集中的に勉強できるかが勝負である。

【5372】

ロシア語の勉強を本格再開して1か月

ほぼ終日、ロシア語の勉強に勤しむ。長野俊一『ゼロから始めるロシア語』を151ページ(第18課)まで読み進める。関係代名詞や接続法など、すでに読み終えた『ゼロからスタート ロシア語文法編』『CD付き オールカラー 基礎からレッスン はじめてのロシア語』には登場しないやや高度な文法事項が登場する。併せて、既習事項の理解度を確認するために、練習問題1~3(第1~6課の内容)を解いてみる。

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7割くらいしか正解できず、うろ覚えが露呈する。基本的な名詞の性・綴り・複数形、基本的な動詞の活用がけっこうあやふやである。グループで覚えている基本単語のグループ内での混同が目立ち、例えば「テーブルと椅子」「下手と上手」「国と町」「父とおじ」などを取り違えてしまう。何とも情けない。実際に手を動かしてノートに書き記すという作業はたいへん疲れるが、そのぶん脳が活性化されて記憶の定着力も高まるので、ここは我慢するしかない。

ゼロから始めるロシア語』は「ゼロから」と銘打っているが、実際には初級と中級との橋渡し的内容が主で、予備知識ゼロの超初心者にはかなり難しく感じられるはず。幸い僕はもう少しレベルの低い入門書を経由してから本書にたどり着いたので、ちょうど良いレベルに感じられる。そして、超初心者向けでなく初級から中級者向けとしては、本書はかなりの名著だと思う。文法説明が詳細かつ明快に書かれている。関係代名詞や接続法、そして(これから登場予定の)副動詞・形動詞の理解なしでは、フォーマルな文章が読めない。さらに、往来の動詞が「これでもか」とばかりに繰り返し何度も登場し、教科書としてのユニークさを強く感じさせる。初学者が躓きやすい地点を著者はよくわかっておられる。実際、僕は学生時代に往来の動詞についての理解がほとんど進まず、ここで大きく躓いてしまった。

ロシア語(と中国語)の勉強を本格再開したのが1月18日なので、今日・明日でちょうど1か月になる。この1か月はほぼ毎日語学のことを中心に考えて過ごすようにしてきた。(ただ、時間バランスがロシア語8割、中国語2割くらいになって、崩れてきているのは問題だが。)今のところ、ほぼ毎日、最低2~3時間、語学のための時間を確保するように努めている。4月になり授業が始まったら、語学学習のためのまとまった時間を確保することが著しく困難になるので、この3月末までにどれだけ集中的に勉強できるかが勝負である。目に見えるような成果はまだ出ておらず、先は長いのだが、このところほぼ毎晩夢の中にロシア語が登場しており、頭の中の状態が2015年のシドニー在外研究時に似ている。あの時も頭の中でずっと英語が鳴り響いていた。けっこういい感じだと思う。いつの日か、そんなに遠くない将来、『レーニン全集』を原書を読んでいたらレーニンの肉声が聞こえてきた、というような体験をぜひしてみたいものである。*1

ロシア語を勉強していると、昔ふられた女性に再アタックする時のような、ドキドキ感・ワクワク感だけでなくリベンジへの思いも交錯する。負のエネルギーで勉強しているつもりはないのだが。

【7061】

*1:レーニン以外では、チェルヌイシェフスキーとブハーリンも、ぜひ原書で読んでみたい。