一般入試が始まる - Neil and Rush and Me

勤務先の千里山大学では2月1日から8日までが一般入試期間(前期)である。今日が初日だが、いきなり試験監督が当たってしまった。6時半起床はさすがにつらい。2005年度後期は授業が後方にシフトしていたので(1・2限なし、6・7限が4コマ)、体内時計も夜型になってしまっていた。しかも前日1月31日は卒論提出締切日。けっこうバタバタしてしまい、なかなかすぐに寝つけなかった。だから今日は電車の中でも眠い。試験監督控室でも眠い。試験会場でも眠い。眠い、眠い、眠い・・・。

問題訂正が届いたり、体調不良者が出たりすれば、その対応に追われて多少は気が引き締まったのかもしれないが、今日は(本来は喜ぶべきことなのだが)まったく何も起こらなかった。だから睡魔との戦いは本当に過酷だった。途中、身体を動かしたくて仕方がなかった。(受験生からは死角なので)試験会場の後方隅でスクワットでもやろうかと一瞬思ったが、他の監督者の目に触れる以上、顰蹙が100%確実なので、とりやめる。

なぜかわからないが、監督中、頭の中をオフコースが鳴り響いていた。「時に愛は」はイーグルスの「Hotel California」に、「僕のいいたいこと」はフィル・コリンズの「夜の囁き(In The Air Tonight)」に、「SAVE THE LOVE」はボストンの「Don't Look Back」に似ているなぁ、なんて今さらながらに思ったり。「夜の囁き」は名曲だよね。僕が最も敬愛した小説家の一人・故日野啓三さんのお気に入りの一曲だったな。

監督業務から解放されたのは16時半。16時半から18時半まで、(先日K原さんと一緒に作成した)新カリキュラムの草案をめぐって部長代理Y永さんと意見交換。起こりうるトラブルをすべて予見して、その対応策を組み入れることは、本当に煩雑な作業だ。18時半から21時まで根性で(！)『自由と所有』のゲラの校正。「ここがロドスだ、ここで跳べ」。そう、今こそまさに「無理をしないで無理をする」*1べき時。

18時から5期生が飲み会をやっていた。誘ってくれたのは嬉しいが、今回は時間と体力の問題で参加を断念。北浜駅で飲み会帰りのSさん・Fさんと遭遇。次回は必ず参加するよ。嗚呼、明日も試験監督なのだ。