Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

経済学方法論研究会@北大

クラーク博士


札幌(滞在先のホテル)から更新。

5時半に起床。6時半に京都の自宅を出て、伊丹9時発の便で千歳に飛ぶ。12時前に札幌駅に到着。13時から研究会が始まる。

今回の研究会は、来年5月の経済学史学会全国大会フォーラムの準備を兼ねた研究会で、報告者4名と討論者2名(僕は討論者)の6名からなる小さな研究会だったが、そのぶん一人一人の責任が重いので、さながら強化合宿の趣き。4本の研究報告(ウェイトリ、ミル、イギリス歴史学派、ケインズ)とブラッシュ・アップのための討論で6時間以上を費やす。終わった時に19時を過ぎており、さすがにぐったり。でも内容が充実していたので、心地よい疲労感であった。

組織者の一人であるSさんの議論はたいへんシャープで刺激度大。大学院の大先輩Mさんと一緒に仕事ができるのは光栄。同世代のハイエクなEさんの知遇を得られたことも嬉しい。締め切り前の原稿を抱えている厳しい時期にはるばる札幌まで飛んできた甲斐があった。懇親会には小樽(Eさん)への終電の時刻まで6人全員が参加し、大いに盛り上がるが、アルコールが入って浮かれていたせいで、またしても傘を紛失。どの店で紛失したのか、まったく記憶にない。*1この悪癖だけはどうしても治らない。いったいこれまで何本の傘を紛失したことだろうか!?

明日は札幌の古書店を少しばかり回ってから、千歳16時発の便で伊丹に戻る予定。

*1:5月の横浜出張の際にも紛失した。奇遇なことにその時もSさんと一緒だった。