新しいダンベル

書評原稿について編集委員から一週間の猶予をいただき、ひとまず安心。これで何とか納得のゆくものが書けそうだ。もっとも、時間的に余裕があるわけではないので、今日も基本的に一日中書評対象本と格闘する。最初に通読した際に難儀したフランスに関する叙述が、2回目だとかなりすんなりと読めるようになっている。J.B.セイはなかなか興味深い思想家だ。いつか自分の研究対象に加えたい気がしてきた。

本音を言えば、今日は完全オフにしたかった。というのも、あまりにも天気が良かったから。これ以上望みようのない秋晴れ。空気が澄んでいる。京都の街を囲む山々の稜線がいつもよりもくっきりと見える。さすがに家にこもり続けることはできず、夕方、新鮮な空気を吸いに散歩に出る。立ち寄ったスポーツ用品店で新しいダンベル(写真：正しくは鉄アレイ？)を買う。

衝動買いではない。前々から買おうと思っていたのだが、買いに行く暇をなかなか作ることができなかった。5月16日から続けている筋トレだが*1、継続を最重視したために、かなり低いレベルからスタートしている。使っているダンベルがいちばん軽い1キロのものなのだ。きつく感じるレベルから始めると、おそらく続かないだろうと思い、少々物足りなく感じるレベルから始めて、少しずつメニューを増やしていくことにした。これだと多少疲れていても眠くても、1セットくらいはできる。この方法は見事に成功して、いまだに筋トレは続いている。しかし、3ヵ月を過ぎた頃から、もはや1キロのダンベルでは4セットこなしてもほとんど刺激を感じなくなってきた。*2

さっそく試してみたが、1キロとは比べものにならないくらいきつい。でも、そのうちに慣れるだろう。その時が楽しみ。

テレビで高校生クイズ選手権をやっていた。懐かしい。僕も二十余年前に大阪城公園の予選会に出場した。一問目はたしか○×クイズで、「大阪城の石垣の石をすべて合計した重さは・・・トンよりも上である」とか何とか。もちろん知っているはずもなく、一問目で敗退。「こんなん、クイズちゃうやん！」と怒り半分悲しみ半分。2問目から4問目まではすべて答えがわかったので、余計に悔しかったな。

寝る前の10分間筋トレ→◎(新ダンベルで2セット)　BGMはこれ。

All The World's A Stage

*1:http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20060516

*2:はじめの数日は1キロのダンベル2セットで「ヒーヒー」言っていたのに。