Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

高校生に模擬授業

10時40分より50分間、N高校1年生約40名を前に模擬授業を行なう。円高・円安をネタに経済学の基本的な考え方(トレードオフ)について講義する。反応は概ね良好。ただ、アンケートを読んで初めて知ったのだが、3年前に生徒参加型(ディベート?)の模擬授業を(おそらく当大当学部で)受けたことがあったらしく、それが生徒に好評だったとか(引率の先生談)。その種の授業を多少は期待されていた模様。そういう希望があると事前にわかっていれば、そういう形式で授業を組むこともできたのに。模擬授業それ自体は数多く行なわれているようだが、単発のまま終わってしまうのが常態で、高校側の要望・反応などの情報は授業提供者側(つまり大学)にほとんど共有されていない気がする。これでは大学が提供する授業と高校の期待する授業との間にミスマッチが起こりやすい。今後の改善課題かもしれないな。

拙稿(「存在の連鎖」論文)の初稿ゲラの校正、T中先生の新論文草稿へのコメント書きなどで空きコマを過ごす。5限は特講6。相変わらず履修者の理解度が高い。本当に感心する。6限は格差社会ワークショップ。残り2回(16・27日)でレジュメを完成させねばならない。そろそろラスト・スパートだ。

帰宅したら召集令状が届いていた。学園祭期間中の唯一のオフ日(9日)に何と会議が。Oh, my God! また連勤だよ。

すぐ近所で「秋の古本まつり」が開催されているのだが*1、残念ながら今回は行けそうにない。明日・明後日は私用で超多忙だし、明後日は入試で出勤。残念だなぁ。

寝る前の10分間筋トレ→◎(ダンベル1セット、腹筋1セット) BGMはこれ。17年ぶりの再結成。加藤和彦はすっかり好々爺、小原礼はほとんど蛭子さんになってしまっているのに、高中と幸宏の風貌はまったく変わっておらず、そのギャップに笑える。曲それ自体は可もなく不可もなくといった感じだが、小原&幸宏のリズム体が醸し出すグルーブ感は「さすが!」の一言。幸宏のドラムにはかつての鬼気迫るテンションこそ感じられられないが、8分刻みのハイハットに突然16分の刻みが入ってくるあたりのセンスの良さは唯一無二。ストーンズをもろに意識した#8「Jekyll」がいいね。木村カエラは予想以上に(失礼!)歌がうまい。しかも、DVD(2曲入り)を見るかぎり、かなりかわいい。期待していないところで喜ばせてもらった。