Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

7期ゼミ本格始動

秋学期は先々週の木曜日からスタートしているが、先週月曜日が祭日にあたったため、月曜日の授業は今日が第1回目である。実は秋学期の月曜日は1限から5限まで5コマ連続が授業がつまっている超ハードな曜日なのだ。

1限は「日本経済入門」。1回生配当の多人数(大教室)講義を担当するのは、10年目にして初めてである。*1どんな雰囲気なのか予想がつかず、けっこう不安だったのだが、教室をE-XXXに変更してもらえたおかげで、学生一人一人の顔がよく見え、授業がやりやすい。学生の反応もまずまず。しかし、必修科目なのに出席者数が履修登録者数の半分ほどなのは褒められない。出て来なくてもかまわないけれど、その分、教科書『日本の経済―歴史・現状・論点 (中公新書)』をしっかり読んでおくのだよ。これは良書。

2限は「ロシア語経済書講読」。履修登録者は3名だが、結局誰も現われなかった。うち1名はゼミ生で、欠席理由を聞いている。来週から彼女とのマンツーマン授業になる可能性もある。そうなった場合は開講曜限の変更をお願いしよう。さすがに5コマ連続は身体にこたえる。

3限、7期ゼミ。記念すべき第1回。いよいよ本格始動。テキストの輪読・発表は4回目からで、それまではウォーミングアップとする。今日はその場で課題(人生相談「先生を好きになった」)を与え、4班に分けてグループワーク。まだ顔と名前が一致しないメンバーもいるはずなのだが、そのわりには活発な議論が展開され、喜ばしいかぎり。誰が各グループの議論のまとめ役を買って出るか、興味津々で眺めていた。テキストの分担発表者もすんなり決まる。自分から「やります!」と言ってくれるのが何より嬉しい。幸先のよいスタートだと思う。

4・5限、5期ゼミ。内定式と重なったこともあり、出席者はわずか7名だったが、彦根合宿でできなかったディベートの練習を行う。卒論の初稿(再)提出が遅れているゼミ生に説教をたれる。

この時点ですでにかなりの疲労&声枯れ。しかし、終わらない、終われない。6限、6期生Oさん・Mさん・A君と3日後に迫った報告の打ち合わせ。経済学史学会関西部会幹事の仕事もちょこちょこと。

提出締切を過ぎた事務書類を抱えていたが、19時半過ぎ、空腹に耐えかねて帰宅する。夕食後、その事務書類を何とか完成させる。ああ、しんど。

郵政事業が民営化されても、福田首相所信表明演説を行っても(意外に巧かった気がするが)、僕の生活は相変わらずドタバタである。

3期生F森君から朗報が届く。本当におめでとう。念願がかなって良かった。

*1:専門科目の「経済学説史」以外では、なぜかいつも特殊講義や外書講読といった上位学年配当科目ばかりを担当させられていた。