Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

研究に専念・・・のはずが

今日は珍しく授業も会議もまったくない。終日研究に専念できると思いきや、そういうわけにはいかなかった。10時半から16時までゼミ生の研究室訪問が途絶えなかったのだ。もちろんこれは嬉しい誤算。17時から18時半までは新論文のビブリオ(参考文献リスト)作成。

5期生は明日が本格始動の初日(テキストの輪読開始)。何事も最初が肝心なので、報告者のFさんとは結果的に2時間半にわたる打ち合わせを行なった。打ち合わせと言っても、「こんな論点では90分間議論が持たないよ。なぜなら・・・」「こんな論点はテキストをしっかり読めば出てこないはず」といったケチつけとダメだしばかりで、具体的なアドバイスを与えない僕はかなり意地悪だ。「みんなが発言したくてたまらなくなるような論点がいいな」「とりあえず、90分間、緊張感を持続して、だれないように」「発言が特定のゼミ生に偏らないように」といった抽象的なアドバイスだけ。当然Fさんは悩む。今も悩んでいるはず。果たして明日はどんなゼミになるのだろう? 僕にも見当がつかない。楽しみだ。