Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

2期生K原君来訪

忙しい一日だった。

昼休みから3限にかけて3期生Y村君、I田君に卒論草稿のコメントをしていたが、その最中に今年3月に卒業したばかりの2期生K原君*1が突然研究室にやってきた。仕事が非番とのこと。こういう訪問は基本的に嬉しいのだが、タイミングが悪い。やはり現役の学生が優先。事前にメールの一つでも打つのが社会人としての礼儀だよね。Y村君、I田君が帰った後、生協のレストランへと場所を移し、K原君の近況を聞く。仕事それ自体はけっこう楽しいみたいで安心した。最近は勤め始めて数ヶ月で辞めてしまうのも当然と思えるようなひどい労働環境の会社も多いからね。

4限「ゼミ(5期生)」、5限「特殊講義2」、6限「経済学説史」。5期生ゼミはまずまずの滑り出しだろうか。Fさんが提出してくれた4つの論点のうち2つしかこなせなかったが、発言が少なくて時間が余るよりは時間不足のほうがはるかに良い。全員が積極的に発言していて、僕がサポートのコメントを入れる必要もほとんど生じなかった。90分が速かった。9・10日の合宿で続きを行なうことに。新規担当科目の「特殊講義2」は今日で予習が尽きてしまい自転車操業に突入。果たしてこんな調子で11月12日の学会発表の原稿を仕上げられるのだろうか?自分でも不安になってきた。「経済学説史」ではエディンバラのビデオ(世界遺産)を観る。スコットランド啓蒙と言っても、学生にはなかなかイメージがわかないだろうから、視覚面を補ってみた。この種のビデオがもう2、3種類欲しいのだがなかなか手に入らない。「トレインスポッティング」を見せるわけにもいかないしなぁ。

帰り支度をしていた時に、かつての「基礎演習」(1回生配当科目)の学生Y下君が突然研究室にやってきた。今日は突然ばかりだな。意気投合してそのまま‘K-8’へ。結局終電で帰宅することになってしまった。

*1:彼は4回生後期全獲りで奇跡の卒業を果たした。一時は二度目の就職活動の戦略を一緒に練ったくらいなので、とりわけ思い出深いゼミ生の一人だ。