ここ1週間ほど、仕事がたてこんで、まともに読書ができていない。読書は僕にとって呼吸のようなもの。本が読めないと精神的に息苦しくなってくる。少しそうなりかけているかな。ただでさえ不足しがちな読書時間であるが、「読みたい本」と「読まなければならない本」のバランスもうまくとらなければならない。
ダイエーの中内さんが先ごろ亡くなったが、タイミングよく流通業界関係の本を読みたかった。先の衆議院選挙の時は、自民党の歴史に関する本が読みたくなった。整体の影響で身体に関する本を無性に読みたいと思っている。新ゼミが始まったから動機づけやファシリテーターに関する本も読みたい。日野啓三や辻井喬やゲーテやドストエフスキーの小説も読みたい。ミミズの生態にも興味がある。中国語の勉強を10年ぶりに復活させたいという思いも強い。ラテン語文法や統計学も学びたい。しかし研究者として「読まなければならない本」がある。卒論指導のために「読まなければならない本」もある。目先の「読まなければならない本」を優先しているうちに「読みたい本」が加速度的に増えていく。本当に悩ましい。
