Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

日本イギリス哲学会関西部会

日本イギリス哲学会関西部会第33回例会(於京都大学)にて研究報告を行なう。ちょうど10年前(大学院博士課程1年)の12月、同じ学会の同じ関西部会(会場も同じく京大)で僕は生まれて初めて学会報告なるものを体験した。いわゆる「学会デビュー」である。その時に厳しい質問を賜った(プロの厳しさを教えてくださった)O山大学のO川さんが、今日の僕の報告の司会者。奇妙な偶然を感じた。

すでに3回も下報告を行なっており*1、それなりの水準に達しているはずとの自負も少なからずあった。しかし、まだまだ練りこみが不十分で、フロアから厳しい質問が続出し、拍手喝采とはいかなかった。狭隘物(本論から外れた不必要な叙述)の指摘も受けた。僕の見通しが甘かった。今日の報告が活字になるまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。

報告者なので懇親会に出席したかったが、今日中に実家に帰省する必要があった(明日が法事)ので、残念ながら欠席。

*1:昨年9月方法論研究会 at 京大、昨年10月社会思想史学会 at 早大、今年8月経済学史研究会 at 関学大