Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

驚異の5期ゼミ

スラムダンク at 研究室


今日もスケジュールがかなりタイトな一日。

2限「経済学説史」、4・5限が5期(4回生)ゼミ。昼休みと3限は、成績不振者への説教*1、6期生Y中君&HSK君と次回の発表の相談でつぶれる。まぁ、もともとオフィス・アワーだから仕方がない。5限が終わってから、経済学部自治会と学生大会の日程の打ち合わせ。18時半にようやく解放され、研究室に残って、週末の経済学史学会フォーラムの原稿書きの続き。21時半に終了。

先週の木曜に6期ゼミを見学してくれた2回生が2人とも、今日の5期ゼミにもやってきた。なかなか行動力があってよろしい。前回も今回もかなりきちんとした感想を書いてくれた。こういう地道な努力の積み重ねがいちばん信用できるよね。

もはや短いとは言えなくなってきたnakcazawaゼミの歴史において、5期生はひときわ異彩を放つ学年だ。景気の好転という要素もないわけではないが、それにしても、4回生前期のゼミとしては驚異的に高い出席率を示している。これまでの5回の授業の出席者数は全16名中、16→14→13→16→16である。きちんと就職活動もしている。内定も獲得している。にもかかわらず、やや遅刻者が多い程度で、内容の充実したゼミが普通にできている。報告者は自分自身でテキストを選定し*2、読み込んで、討論テーマを作成し、事前に研究室に段取りの相談にやってくる。これも当り前のように。4回生前期は実質的に開店休業になってしまうゼミが多い中で、これはまさしく驚異である。誇らしいよ。

5期ゼミ夏期合宿の日程は9月10〜12日12〜14日にひとまず決定。八幡での梨狩りが楽しみだ。

5月31日に齋藤孝スラムダンクな友情論 (文春文庫)』をテキストとして6期ゼミを行なうことになっているので、その関係で次のセットをamazon.co.jpで注文し、本日手元に届いた。財布が悲鳴をあげているが、出費ではなく投資だと考えることにしよう。読む時間が作れるかな? 福岡出張中に少しは読めるはず・・・。

*1:これも学生主任の仕事である。

*2:ちなみに今日のテキストは松下幸之助若さに贈る (PHP文庫)』であった。