Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

6期ゼミに入試広報課のカメラが入る

博物館の埴輪


午前中は「経済学説史」の期末試験問題を作成する。無事に完成させ、昼休みに事務室に提出する。

3限は春学期最後の6期(3回生)ゼミ。報告者のS池さん&M上さんは今回が初報告。*1しかも、入試広報課のカメラまで入っていたから、内心はかなり緊張していたに違いない。でも、そんなことなどみじんもうかがわせないほど、スムーズな報告&進行だった。僕も議論に加わりたかったが、カメラがあったので自粛。つまり、それくらい面白い議論だったということ。ビリーズ・ブートキャンプのヒットの原因分析なんて、まさに今が旬の研究テーマだもの。ともあれ、1年足らずでよくぞこれほどまで成長してくれました。もう立派な上回生だね。素直に賞賛いたします。

4限、経済学説史。『国富論』第5編の租税論と公債論について。こちらは週2回(月2&木4)の授業なので、もう1回残っている(来週月曜が最終回)が、新しい単元に進むのはやめて、まとめと復習に充てる予定。

5限、経済学ワークショップ。キャンパス内の博物館を見学する。自前の博物館を持っている大学はそれほど多くない。「みんなが入学した大学はけっこうすごいんだよ」ということを1回生に伝えたかったのだが、少しは伝わってくれただろうか。セミナーハウスの充実も同様にありがたく誇るべきことだ。僕の場合、学部母校も大学院母校も自前のセミナーハウスを持っていなかったため、今そのありがたみが身にしみてわかる。この授業も今日が最終回。全体として、欠席・遅刻がきわめて少なく、レポートもよく書けていた。特に留学生3名の優秀さと頑張りは僕も日本人のクラスメートも目を見張るものだった。とてもいいクラスだったと思う。今日提出してもらった期末レポートはこれから読ませてもらうが、おそらく21人全員に高い評価を与えられそうだ。3ヶ月間、お疲れさま。

明日・明後日は東京(マルサス学会)出張。

*1:これでゼミ生17人全員が一度は報告を経験したことになる。