Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

前期授業終了

学年暦では明日までが前期(春学期)の授業日なのだが、僕は火曜に授業を担当していないので、今日が前期授業の最終日である。終わり良ければすべて良し。気持ち良く授業を行いたいところだが、週末は土日とも仕事で休んでいないため、さすがに疲労で身体が重く、晴れ晴れとした気分どころではない。

2限、経済学説史。半期の授業の総まとめ。要点部分を再説する。例年だと授業の最後に「ご静聴ありがとう。みんなのおかげで僕も楽しく授業をさせてもらえました」とお礼を言うのだが、今学期はまったくご静聴してもらえなかったので、挨拶なしで淡々と終える。教室環境を整えられず、毎回まじめに聴講してくれた学生には非常に申し訳なかった。教材研究よりも私語対策にエネルギーを割かねばならない現実は嘆かわしいが、嘆いてばかりもいられない。来年度に備えて授業スタイルを抜本的に改めることも考えたい。

昼休み、経済学部自治会の新委員長&副委員長と面談。

3限、オフィス・アワー。5期生4名(K屋・K藤・SG・F田)のディベートの練習につきあう。

4・5限、5期ゼミ。秋のゼミナール閑閑戦に備えてディベートの練習(ウォーミング・アップ)。16名のゼミ生が4班に分かれて対決。テーマは「海賊と忍者、どっちが強い?」と「女性専用車両は必要か否か?」の2つ。ゼミ長N井君の発案。前者のようなバカバカしいテーマでのディベートが僕は大好きなので、仲間に入れて欲しかったくらいだ。さすがにそれは我慢する。同僚S里さんにお借りした大型タイマーのおかげもあって、ユーモアばかりでなく緊張感にも満ちたディベートで、見ているだけでも楽しかった。S藤さんの話し方はディベートに向いてるね。余った授業時間はイギリスの教育ドキュメンタリーを見る。

ゼミ終了後、とある事情で5期生有志が緊急集会を開くことになる。研究室を会場として提供したため、結果的に僕も20時過ぎまで彼らにつきあう。

帰宅後も仕事を続行する。1時間半ほど論文書き。自宅に仕事を持ち帰りたくはないのだが(特に平日)、論文の土台&骨組みを作っている今の時期はどうしても「一気呵成」が必要だ。

某学会から原稿の執筆依頼を受ける。申し訳ないと思いながらも、今回はお断りさせていただく。今年度締切の原稿をすでに4本抱えている。これ以上はさすがにもう無理。物理的時間の制約は気合だけで突破できそうにない。