Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

昭和39年の大卒初任給は約2万円

休日。自宅でごろごろ&読書。石井淳蔵『ブランド』を再読。新たに野村総一郎うつ病をなおす (講談社現代新書)』を読み始める。

夕刻、買おうと思いつつずっと買い忘れていた『昭和タイムズ NO.1 昭和39年』を近所の本屋に買いに行く。さっそく読む。期待以上の面白さ。豊富な写真が嬉しい。

巻末のデータによれば、大卒初任給が21,190円で、現在の10〜12分の1くらい。しかし、映画館入場料は350円、コーヒー1杯は60円、食パン1斤は32円、(昭和39年に発売された)かっぱえびせんは50円もしていて、現在の物価と比較すると3〜7分の1くらい。当時それらはかなりの贅沢品だったらしいことがうかがえる。

観光目的の海外旅行が自由化されたのもこの昭和39年からとのこと。JTB主催の9日間のヨーロッパ・ツアーの値段は40万円以上したらしい。大卒初任給の何と20倍!

創刊号は特別定価190円だが、次号から通常定価の560円らしい。全号揃えるとなると、残り63冊もあるから、けっこう大きな出費になる。もう少し安ければいいのに。でも、「日本経済入門」の講義のネタとして大いに活用できそうだから(具体的な物価のデータが豊富なのは本当にありがたい)、十分にモトはとれるな。

夜は録画したままになっていた「三畳一間に向き合う」(にっぽんの現場)を観る。

ブロードキャスター」を観ていて今さらながらに気づいたのだが、イラストレーターの山藤章二さんって、我が業界の超大御所・●井▲雄先生にすごく似ている。

腹筋3セット。