Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

「ナイフ刺し」はなし

京橋と言えば梨田監督のCMでおなじみ


1限「日本経済入門」。1980年代半ば以降の日本経済(バブル発生〜バブル崩壊〜「失われた10年」〜構造改革)について解説する。キーワードは「レーガノミクス」「プラザ合意」「資産価格の決定」「自己資本比率」「BIS規制」など。

2限「経済学説史」。1限から一転して、17世紀後半のイギリスの話。『自由と所有―英国の自由な国制はいかにして創出されたか (叢書 フロネーシス)』第1章「トーリと秩序のイデオロギー」を解説する。王権神授説や「存在の連鎖」の世界観の近代的側面を説明するうちに、最後は村上ファンドへとたどり着く。

3限、入ゼミ絡みで2回生2名と面会。うち1名は新ゼミ生に決まったT中さん。例によって「ゼミ生心得」を説く。

それから、部会幹事代表の仕事。仕事の大半はメールを書いて、部会運営の細部を詰めてゆくこと。昨日・今日だけでもかなりの量のメールをやり取りしている。

月曜日は英会話のレッスンがあるのだが、今日は苦渋の思いで欠席する(私用の欠席は初めて)。ロック・キーボード界の超大御所キース・エマーソンのライブ(京橋・IMPホール)を見に行く。

黄金の左手は健在で、「Tarkus」(フル・バージョン!)のイントロの左手は圧巻だった。右手の動きは手術の影響で往年のようにはゆかず、特に大好きな曲「Hoedown」で衰えを感じてしまったが(EL&Pのライブ・バージョンが速すぎるせいもあるが)、右手の指が3本しか動かない状態であれだけ弾けるのだから、やはり凄いと言うべきだろう。「Barbarian」「Nutrocker」が演奏されたのは意外だった。もちろん、嬉しい意外。ただ、ハルフォードはハーレーに乗って出てきてくれたけど、エマーソンは伝統芸(?)であるキーボードへの「ナイフ刺し」をやってくれなかった。これは記念として生で見たかった。

ダンベル2セット。休肝日。