Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

7期生と10期生(予定)のディベート対決

ゼミナール関関戦の練習


もともと呼吸器系が弱く、喉から体調不良が始まりやすい僕にとって、乾燥は大敵であって、湿気こそありがたいものなのだが、さすがに今年の梅雨には参った。ジメジメ度が尋常ではない。足の指の間も何やらむず痒い。もうそろそろ勘弁して欲しい。

7月5日の日記に書いた「大仕事」とは「(次期)副学部長」のことなのだが、まったく晴天の霹靂で、まさかそんなことになるとは想定せずに今年度後半のスケジュールをすでに相当程度に組んでしまっていたので、今になって調整に四苦八苦している。学会・研究会での発表・司会のいくつかをキャンセルしなければならないだろう。通院(肺の検査)の予約も変更しなければ。大学院の授業(博士)と会議の時間帯が重なってしまったので、それも調整しなければ。

春学期の木曜授業は今日が最後である。

3限の9期(3回生)ゼミでは、先々週・先週に引き続き、ゼミナール関関戦(ディべート)の練習を行ったが、かつてない特別な時間となった。というのも、7期生SSK君と10期生(予定)Nさんが9期生に合流して(SSK君=肯定側、Nさん=否定側)対戦したからである。SSK君は2年前の関関戦を病気で棒に振ってしまい、病気が長引いて留年してしまったので、今年の関関戦で2年前のリベンジを果たしてもらおうという算段だ。他方、Nさんのほうは、仮入部(?)状態で出場してもらうことになる。現2回生のゼミ選考は正式には秋学期に入ってから行われるが、今年はディベートの出場選手が足りないので、「うちのゼミに入る気があるなら、上回生に交じって出るかい?」と勧誘したら、「出ます!」と即答してくれたのだ。こんなわけで本日、本来であれば同じ教室で学ぶはずのない7期生と10期生とのディベート対決が実現した。これって結構すごいことだと思うな。いかにもうちのゼミらしい。

4限の8期(4回生)ゼミは、テキストを用いる通常形式での最後のゼミとなった(秋学期は関関戦&学内大会の練習と卒論の中間報告だけで手いっぱいなので)。最近話題の『もしドラ』がテキストだ。報告者3名のプレゼンはかなりロジックが複雑で、すんなり「腑に落ちる」ものではなかったが、最後はみんな納得。まだまだ改善の余地が残されていたこともあり、今日の報告内容を骨組みとして学内大会のプレゼンを組み立てよう、ということになった。

5限の経済学ワークショップでは、半期の授業(コンビニ業界について)のまとめとして、『プロフェッショナル 仕事の流儀 コンビニ経営者 新浪剛史の仕事 さらけ出して 熱く語れ [DVD]』を見てもらい、残った時間を利用して、毎日放送「よゐ子部 写真部06 青春 関西大学」(2009年5月19日放送)を見てもらった。前半うつらうつらしていた学生も後半はテレビの画面に集中していて、「OB(山里亮太)の威力は絶大だなぁ・・・」と感心した。この映像をきっかけに愛校心を高めて欲しいな。

6限、大学院(修士)。フリードマン『資本主義と自由』の講読を続ける。「ミル『自由論』第5章に登場するベンサムの「予定証拠」の概念はフリードマンの思想を理解する上で重要」というM林君の指摘がたいへん啓発的であった。

明日は金曜だが月曜授業日。

【10470】 腹筋1セット。