Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

「灯台下暗し」

3限、ディベート。4限、22期(4回生)ゼミ。今週も何とか乗り切った。今年度は学部だけ(大学院なし)なのに、それでも毎週金曜の夕方にはヘトヘトになってしまっている。4限の4回生ゼミで久々にグループディスカッションをさせたが、その最中の右耳の聞こえ方がとんでもなかった。本当に一刻もはやく治って欲しいものだ。

難聴に伴う三半規管の不調のため、電車での移動の際の読書もかなり難しくなっている。ここ2か月、自由な読書は実質的にゼロである。症状が幾分ましな時に語学のテキストを読む程度にとどまっている。かなりつらい。

22期生に仙台出身者がいるので、今日のゼミで先週の被災地エクスカーションのことを話した。驚いたことに、女川には高校時代に復興のためのボランティアで何度も訪れており、女川がどのようにして復興を遂げたかについても、かなり詳しく知っていた。絶品の「まぐろ三色丼」を供してくれた「まぐろ屋 明神丸」のことも知っていた。「灯台下暗し」とはまさにこのこと。関大に奉職して今年で27年目だが、東北出身のゼミ生はこれまで彼一人だけ。実に貴重である。

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